目次
はじめに
自然療法にふれるようになってから、日々の暮らしの中で「体って本来、自分で治す力があるんだなぁ」と感じることが増えてきました。
薬に頼らず、家にあるものでケアできるって、本当に心強いですよね。
今回は、その中でも私のお気に入りのひとつ「ビワの葉エキス」についてご紹介します。
ビワの葉エキスは、家庭でも簡単に作れるので、手作りする楽しさもあります。
ビワの葉エキスってどんなもの?
ビワの葉って、昔から「薬草」として親しまれてきた植物なんです。
葉っぱを乾燥させてお茶にしたり、お風呂に入れたり、エキスにして塗ったり…と、いろんな使い方があります。
その中でも「ビワの葉エキス」は、葉っぱを焼酎などのアルコールに漬けて成分を抽出したもので、自然療法では定番のアイテムです。
炎症を抑えたり、血流をよくしたり、痛みを和らげたりする働きがあると言われています。
これを傷や火傷の時につけると、すぐ痛みを取り早くよくなります。(中略)痛むところに湿布してもよく、この場合は2〜3倍に水で薄めて使用します。
腰痛、肩こり、ねんざなどにも効果があり、助けられます。また、歯痛、口内炎、歯槽膿漏の痛みには口の中に含んでいますと、痛みを取ります。のどの痛みも、うすめてうがいをするとよい。
アトピー性皮膚炎・湿疹・あせも・かゆみ・虫刺され・水虫につけても早くよくなる。化粧水代わりにつけてもよく、非常に便利です。
東城百合子:家庭でできる自然療法(改訂版),あなたと健康社,2023.
この説明を読んだだけで、どれだけ万能なんだ!と驚きますよね〜。
ビワの葉エキスの作り方
ビワの葉エキスは意外と簡単に手作りできるんです。
【材料】
- ビワの葉(できれば無農薬のもの)
- 35度の焼酎またはホワイトリカー(アルコール度数の高いものがおすすめ)
- 密閉できる瓶
【作り方】
- ビワの葉を準備
ビワの葉はよく洗って、汚れを落とします。葉脈が気になる場合は、軽く叩いて潰すとより抽出されやすいです。 - 葉をカット
ビワの葉は使いやすい大きさに切り、瓶の中に入れます。葉がぎゅうぎゅうに詰め込まれないように、余裕を持たせて入れると良いです。 - 焼酎を注ぐ
ビワの葉を入れた瓶に、焼酎をひたひたになるまで注ぎます。葉が浮かないように注意しましょう。 - 密閉して保管
瓶の口をしっかりと閉め、冷暗所で3ヶ月ほど漬け込みます。時々瓶を振って、エキスがしっかり抽出されるようにします。3ヶ月くらいすると茶色の液が出てきます。 - 完成!
漬け込んだ後は、濾してエキスだけを別の瓶に保存します。これで、ビワの葉エキスが完成です!
完成したビワの葉エキスは何年も持つそうです。
ビワの葉エキスで膝の痛みが楽に?おばあさんたちのリアルな声
ある日、自然療法の師匠のところに行ったときのこと。
そこで出会ったおばあさんたちの会話が、すごく印象に残っています。
ひとりのおばあさんが、「膝が痛くてねぇ…」と話していたら、もうひとりの方がすかさず、
と、笑いながら言ったんです。
実はその方も、以前膝が痛いときにビワの葉エキスを塗ってみたら、「すーっと痛みが引いて、本当に助かったのよ〜」と教えてくれました。
言われたおばあさんも「あれ?なんで忘れてたんだろう〜。そうそう、ビワの葉エキス、家にあるんだった。帰ったら塗ってみるわ」と笑っていて。
その会話がとても自然で、「ビワの葉エキスって、こんなふうに“ふつうに”使われているんだなあ」とほっこりしました。
ビワの葉エキスを取り入れる暮らし
実は、私も去年初めてビワの葉エキスを手作りしてみました。
ビワの葉を集めて、焼酎に漬けて…瓶を眺めながら、「これが本当に効くのかな〜」なんて思いつつ、ゆっくりじっくり仕込んでみたんです。
まだ本格的には使っていないんですが、肩こりの時に、ビワの葉エキスを少し入れた熱いお湯でタオルを絞って首に巻いたところ、ビワの葉エキスの香りがすーっとしてきて、肩が温まって、とても気持ちがよかったです。
すぐに効果が出るものではないかもしれないけれど、「自然の力を借りて、自分でケアできる」というのは、すごく心強いなと感じています。
暮らしの中にこういうアイテムがひとつあるだけで、安心感がぜんぜん違うんですよね。
まとめ
ビワの葉エキスは、手作りする楽しさもあり、体調不良にとても頼りになるアイテムです。
まずは手作りしてみて、自然療法を生活に取り入れてみませんか?
ただいま自然療法仲間を募集中です。気になる方は、下のフォームから無料メルマガ講座にご登録ください。メールアドレスだけで登録できますよ。一緒に楽しく自然療法を実践しましょう〜!
えっ、なんで塗ってないの?ビワの葉エキス、持ってるんでしょ?あれ、塗ったら楽になるのに〜!