長期講座のクライアントさんが、こんなふうに話してくれました。
そのうえ、仕事や家事で座りっぱなしの時間が長くなると、便秘になりやすい。
そうすると、少し落ち着いていたはずの不整脈がまた気になってきたり、足がむくみやすくなったり…
「あれ?また調子が崩れてきてる?」と、身体の変化に気づくことが増えてきたそうです。
でも、それはとても大切な気づきです。
身体の中で何かがうまく巡っていないサインを、ちゃんと感じ取れるようになってきている証拠です。
目次
冷房の風が、知らないうちに“内側”を冷やしている
実は、エアコンの冷たい風は、想像以上に私たちの身体を冷やしています。
冷たい空気は床にたまりやすく、足先からじんわりと冷えていきます。
冷えた血液は、心臓に戻る途中でお腹や背中を通り、その部分も一緒に冷やしてしまいます。
つまり、足先の冷えが、内臓の冷えにつながっていくのです。
この「内臓の冷え」こそが、血流を滞らせ、さまざまな不調を引き起こす原因になります。
血のめぐりが滞ると、こんな不調が出やすくなります
・便秘
・下痢
・むくみ
・不整脈
・だるさ、疲れやすさ
・消化不良
・眠りが浅くなる など…
「一つ一つに原因がある」というよりは、めぐりが滞っていることが根本にあると考えると、整え方も変わってきます。
今日からできる、冷え対策
では、どうしたら身体の冷えを防げるのでしょうか?
意識したいのは、「冷やさない」と「温める」の両方です。
室内でできること
・エアコンの風が直接当たらないようにする
・レッグウォーマーや腹巻きで内側を守る
・掛け物やストールで冷えすぎを防ぐ
飲みもの・食べもの
・冷たい飲み物や氷入りのドリンクは控えめに(せめて氷をいれずに)
・温かい白湯や、しょうが湯などで内側から温める
足元から温めよう|手軽にできる「足湯」のすすめ
エアコン冷え対策として、とくにおすすめしたいのが 足湯 です。
夜寝る前、または日中の疲れたときに、洗面器やバケツにお湯を入れて、足首まで浸けるだけ。
じんわりと足元から温まり、血のめぐりがよくなるのを感じられます。
足湯のやり方(簡単版)
- 42〜43度くらいのお湯(ちょっと熱めに感じるくらい)をバケツに用意
- 足首が浸かるくらいまで入れる
- 10〜15分ほど、リラックスしながら温まる
- 最後は、冷たい水で絞ったタオルで拭くと細胞が引き締まり、暖かさを閉じ込めてくれます。
ビワの葉があれば足湯に葉っぱを入れたり、塩をひとつまみ加えるのもおすすめです。
足が温まるだけで、全身がふっと緩みますよ🌿
内臓から温めて巡りを整える|涼しい時間に「こんにゃく湿布」も
もうひとつ、内臓の働きをやさしく高めてくれるケアとしておすすめなのが、「こんにゃく湿布」です。
こんにゃくの熱を利用して、お腹や背中をじんわり温めるこの方法は、
・消化器系の働きを助ける
・お通じを促す
・お腹の冷えによる不調(不整脈・生理痛など)にもやさしく作用します。
夏の昼間は暑すぎるので、朝や夜など、少し涼しい時間におこなうのがおすすめです。
テレビを見ながら、読書しながらでもOK。深呼吸をしながら、静かな時間を過ごせます。
こんにゃく湿布の基本のやり方(簡易版)
- 大きめのこんにゃくを1つ茹でて、乾いたタオルで二重に包む(熱いのでやけど注意)
- お腹(または背中)にあてる
- 15〜30分ほど温めたら終了(こんにゃくは水を入れた容器に入れて冷蔵庫で保管することで、何度も再利用できます)
- 最後は冷たい水で絞ったタオルで拭くと細胞が引き締まり、暖かさを閉じ込めてくれます。
終わった後は、身体がほかほかして、呼吸も自然と深くなりますよ。
おわりに|「冷えていないつもり」が一番こわい
暑い日が続くと、冷えていることに気づきにくくなります。
でも、不調はいつも、“冷え”や“めぐりの滞り”というサインを通して、身体が伝えてくれています。
・なんとなく調子が悪い
・むくみがち
・便秘や不整脈が戻ってきた
そんな時は、まず「冷えていないかな?」と、自分の身体にやさしく問いかけてみてくださいね。
少しの意識と、小さなケアで、夏の身体はぐっと整っていきます。
暑さに負けず、心地よく過ごしていきましょうね🌿
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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暑いから、どうしてもエアコンをつけっぱなしになってしまうんです。