季節の変わり目や乾燥する時期、喉がヒリヒリしたり、咳が出やすくなることはありませんか?
我が家ではそんな時、「大根はちみつ」をよく作ります。
薬に頼らず、台所でできる昔ながらの手当てです。
大根はちみつとは?
大根とはちみつを合わせた、喉や咳にやさしい自然のシロップです。
生の大根には、消化を助けるたくさんの酵素が含まれています。
「生のダイコンは消化酵素の妙薬で、デンプン質を分解するアミラーゼ、タンパク質分解酵素のプロテアーゼ、脂肪分解酵素のリパーゼなど、さまざまな酵素をたくさん持っています。」
(東城百合子『家庭でできる自然療法』より)
また、大森一慧先生の著書では次のようにも書かれています。
「血液を粘らせている過剰なタンパクを分解・消化する酵素もありますので、腎臓の機能が正常にもどり、むくみが解消。病気を悪化させるウイルス(タンパク質でできている)やアトピーの痒みの原因になっている過剰タンパクを消してくれる効果も期待できます。」
(大森一慧『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』より)
大根は、まさに「身体を整える酵素の宝庫」。
そこに、抗菌作用とはちみつのやさしい甘さが加わることで、喉をしっとりと潤してくれます。
作り方
〈材料〉
- 大根:5cmほど(約100g)
- はちみつ:大根がひたるくらい
〈作り方〉
- 大根を1cm角に切る。
- 清潔な瓶に大根を入れ、はちみつをひたひたになるまで注ぐ。
- 常温で2〜3時間ほど置くと、大根から水分が出てシロップができます。
- できあがったエキスを小さじ1杯ずつなめたり、お湯で薄めて飲みます。
「咳の出る時に小さじでなめるとよく効く」
(東城百合子先生の著書より)



はちみつのやさしい甘さと、大根のすっきりした風味が喉に心地よく広がります。
我が家の子どもたちも大好きなお手当の一つです。
使い方と保存のコツ
- 冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に使い切るようにします。
- 残った大根は、そのままポリポリ食べてもOK。炒め物やお味噌汁に入れてもおいしくいただけます。
自然療法の視点から
咳や喉の痛みは、「身体がいらないものを外に出そうとしているサイン」。
無理に止めるのではなく、排出をやさしく助けることが大切です。
大根はちみつは、喉の炎症を鎮めるだけでなく、腎臓や血液の浄化もサポートしてくれます。
身体の内側から整える、シンプルで力強い自然の知恵です。
おわりに
「大根はちみつ」は、台所でできるやさしいお手当て。
体調を崩しやすい季節に、ぜひ暮らしの中に取り入れてみてください。
自然の恵みが、あなたの身体をやさしく包み込んでくれますように🌿
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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