ひどい咳がつらい時に|里芋湿布というやさしいお手当て

ひどい咳が続くと、
眠れなかったり、息が苦しくなったり、
それだけで心まで落ち着かなくなってしまいますよね。

「この咳、いつまで続くんだろう」
「夜になると、またひどくなる気がする」

そんな不安を感じた時に、
ふと思い出したのが、師匠から教えてもらった里芋湿布という手当てでした。

この方法は、まだ私自身が実際に試したものではありません。
それでも、「いざという時に思い出せるように」
備忘録として残しておきたいと感じ、この記事を書くことにしました。

師匠から教えてもらった、咳の時の里芋湿布

里芋湿布は、昔から伝えられてきた自然なお手当のひとつです。
炎症を鎮めたり、身体にこもったものを外へ出す手助けをすると言われています。

師匠から教えてもらったのは、
咳がひどい時に行う、少し工夫した貼り方でした。

基本の里芋湿布をもとにした、咳の時の貼り方

  • 里芋湿布を、細長い形で2本作る
  • 背中の背骨を挟むように
  • 左右に1本ずつ、縦に貼り付ける

このように貼ることで、
咳が少しずつ落ち着いてくることがあると教えてもらいました。

里芋湿布の基本的な作り方については、
すでに別の記事で詳しく書いています。

ここでは、
咳がつらい時に師匠から教えてもらった
「応用の貼り方」を備忘録として残しています。

はじめて里芋湿布をされる方は、
まずは基本の里芋湿布の作り方からご覧いただけたらと思います。

まだ試していないけれど、残しておきたい理由

正直に言うと、
この「咳のための里芋湿布」は、
私はまだ実際に使ったことがありません。

それでも師匠から聞いた時、

「これは、ひどい咳で困った時の
 心強い選択肢になるかもしれない」

そんなふうに感じました。

咳が続くと、
身体のつらさに加えて、
先が見えない不安が大きくなりがちです。

だからこそ、
こういう手当があると知っていること
それ自体が、心を少し落ち着かせてくれるのではないかと思います。

咳が出た時に思い出したい、他のやさしいお手当て

咳の時には、里芋湿布以外にも、
昔から伝えられてきた自然なお手当があります。

たとえば、

  • レンコン湯
  • 大根はちみつ
  • 黒豆の煮汁

いずれも、
身体の内側からそっと支えてくれる方法です。

また、咳や呼吸の不調の背景に、
身体全体の疲れや巡りの滞りがあると感じる時には、

  • 肝臓
  • 腎臓
  • 脾臓

こうした内臓の働きを助ける
こんにゃく湿布のお手当が役に立つこともあります。

これらのお手当とあわせて、
里芋湿布という選択肢も知っていると、
「もうどうしたらいいかわからない…」
という気持ちになりにくくなるかもしれません。

不安が強い時は、病院に行くという選択も大切

自然療法は、
我慢するためのものでも、
病院に行かないためのものでもありません。

不安で仕方がない時、
息苦しさが強い時、
いつもと様子が違うと感じる時は、
病院を受診することも、とても大切な判断です。

その上で、

「家でできる手当も、いくつか知っている」
「こんな方法もあるんだな」

そんな安心材料のひとつとして、
自然なお手当があればいいなと思っています。

まとめ|やさしい選択肢を、そっと手元に

ひどい咳が続く時、
身体のつらさだけでなく、
心まで追い詰められてしまうことがあります。

そんな時に、
誰かにそっと差し出されたような、
里芋湿布というやさしい手当て。

実際に使うかどうかは、その時の状況次第。
でも、知っているだけで、少し安心できる
そんな存在になってくれたらいいなと思います。

必要な方の心に、
静かに届きますように。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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