冬になると、手足が冷えたり、身体の芯まで冷えてなかなか眠れなかったり…
そんなお悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。
身体を温める方法はいろいろありますが、今日は昔ながらの知恵から生まれた「大根干葉(だいこんひば)」のお風呂をご紹介します。
自然の力でめぐりを整え、冷えた身体を芯からやさしく温めてくれる方法です。
🌿 大根干葉風呂の作り方
木綿の袋に大根干葉を2〜3株ほど詰めて口をしばり、
そのまま水から入れてお風呂を沸かします。
沸かし式ではないお風呂の場合は、あらかじめ大根干葉を煮出してエキスを作っておき、
それをお湯に加えるのが良いでしょう。
ほのかに香る大根葉の青い香りとともに、
湯気の中でじんわりと身体の芯まで温まっていくのを感じます。
お風呂上がりには、血のめぐりがよくなり、
手足の冷えがやわらぐのを感じる方も多いでしょう。
🍃 大根干葉がないときは、他の薬草でも
もし大根干葉が手に入らない場合でも大丈夫。
ビワの葉、スギナ、ヨモギ、柿の葉などの薬草でも、
同じように身体を温めてくれます。
何もない時は、塩や糠(ぬか)、落ち葉でもよいのだそうです。
「もし、大根干葉がない場合でも、ビワの葉、スギナ、ヨモギ、柿の葉などの薬草も同じように効能があります。
— 東城百合子著:『家庭でできる自然療法』あなたと健康社,2023
何もない時は、塩や糠や落ち葉でもよい。」
身近な植物や自然素材が、こんなにも私たちの身体を助けてくれると思うと、
自然の恵みへの感謝の気持ちが湧いてきますね。
🍲 食べても温まる「干した大根葉」
実は、大根干葉は入浴だけでなく「食べても」身体を温めてくれます。
「大根葉を陰干し、カラカラになるまで干して保存しておく。
— 東城百合子著:『家庭でできる自然療法』あなたと健康社,2023
冬の寒い時、水に戻してゆがいてから、酒粕や高野豆腐を入れて味噌汁を作ると大変温まって冬を元気に過ごすことができます。
干したものは大変身体を温めるのです。」
干した大根葉は、冷え性や無気力な方、病弱な方にも特におすすめです。
寒い季節にぴったりの、滋味深い味わいを楽しめます。
私のところでは、手に入る無農薬の大根葉が少ないので、
いつもは細かく刻んでふりかけを作りますが、あっという間に食べてしまいます。
でも、もし大根葉がたくさん手に入る方は、
ぜひ干して保存し、冬の台所に自然の恵みを取り入れてみてください。
🛁 冬をやさしく過ごすために
大根干葉のお風呂は、自然の力で身体を芯から温め、
冷えによる不調をやわらげてくれる心強い味方です。
ビワの葉やヨモギなど、他の薬草を使っても構いません。
お風呂の時間を、身体と心を癒す小さな自然療法のひとときにしてみてください。
この冬、自然の恵みとともに、やさしく温かく過ごせますように🌿
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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