歩くたびに「痛っ…」と感じる魚の目。
たった数ミリの小さな皮膚の変化ですが、歩くのがつらくなったり、気分まで沈んでしまったりしますよね。
私も長年、魚の目に悩まされてきました。
専用のシートを貼ったり、削ったり……。一時的に良くなっても、また同じ場所にできてしまう。そんな繰り返しにうんざりしていました。
そんな中、ふと気づいたんです。
「あれ?最近魚の目ができていないかも」と。
特別な治療をしたわけではありません。
でも、日々の足のケアや身体の整え方を少しずつ変えていく中で、自然と魚の目ができにくい足になっていきました。
今日は、私が実際に取り組んでよかったことをご紹介します。
目次
血流を良くすることで、魚の目ができにくい足に
魚の目は、“圧”の問題だけじゃなくて、血行の悪さも関係しているのかも?と感じました。
そこで私はまず、「血液をきれいにして、足の先までしっかり流れるようにしよう」と意識を変えてみました。
- 食事を整える
玄米と野菜を中心にした食事を続けていました。特に、根菜や葉物野菜、海藻を意識的に取り入れて、油っこいものや甘いお菓子は控えめに。血液をきれいに保つことを心がけました。 - 足湯で冷えとり
冬はもちろん、夏でも冷える日は足湯をして、足元からじんわり温めました。冷えが和らぐと、足の血行も良くなります。 - マッサージ
足には細かい関節がたくさんあります。その一つ一つの関節を意識して大きく動かすように揉むことで、だんだん足全体に弾力が出てきました。柔らかく、巡りのよい足に近づいていったように感じます。
足の指を使えるようにするトレーニング
魚の目ができやすい場所は、歩くときに負担が集中してしまう場所でもあります。
私自身、足の指がちゃんと使えていないことに気づき、トレーニングを取り入れました。
- 足指のグーパー運動を取り入れることで、指を動かす感覚が戻ってきました。
- 5本指ソックスを履いて指を自然に広げるようにしました。
- 立つときは、重心が足裏の真ん中にくるように意識。外側やかかとに偏らないようにしました。
- 歩くときも、足の指をしっかり使うことを心がけました。
- 椅子に座りながらボールを太ももで挟む運動で、内ももの筋肉を鍛え、骨盤の安定にもつなげました。
- ヒールの靴をやめて、足の形に合う靴を履くようにしました。
- 家の中ではなるべく裸足で過ごすようにしました。
こうした小さなことを続けているうちに、自然と足裏の使い方が変わっていきました。
以前魚の目ができていた場所に、以前ほど圧がかからなくなったのかもしれません。
魚の目ができやすくなる「アーチ構造」の崩れ
魚の目ができやすくなる大きな原因のひとつは、足を支えている「アーチ構造」が崩れてしまっていることです。
足には、「内側の縦アーチ」「外側の縦アーチ」「横のアーチ」という3つのアーチがあります。
この3つのアーチがバランスよく働くことで、足裏のどこか一か所に体重がかかりすぎるのを防ぎます。
すると、圧迫や摩擦が減って魚の目もできにくくなるんです。
逆に、アーチが崩れていると、足裏の一部にばかり負担がかかり、角質が厚くなりやすい状態に。
だから私は、普段からこの足の3つのアーチを意識して使うことを心がけています。
姿勢と骨盤を整える意識も大切に
足元だけでなく、姿勢や骨盤のゆがみも足に負担をかける原因になると感じています。
内ももの筋肉(内転筋)を使うトレーニングや、普段の座り方・立ち方を見直すことで、体全体のバランスが整い、足への偏った負担が減りました。
私はまだ小指が内反小趾(小指が内側に曲がる状態)になりがちですが、それでも以前ほど魚の目に悩まされることは少なくなりました。
身体全体の使い方を意識することがこんなに大切だとは、驚きでした。
東城百合子先生の本にも魚の目の自然療法が
私が参考にしている『家庭でできる自然療法(東城百合子著)』にも、魚の目についてこんな記載があります。
古伝で秘伝とされているのが、銀杏の葉を黒焼きにして飯粒で練って貼っておくととれてよくなる。
ビワの生葉を絆創膏で貼っておくととれる。
ビワ葉温灸を直接するとよい。砂療法もよい。
私はまだ試していませんが、今後のケアとして気になっています。
自然のものを使って身体を整える知恵、本当に深いですよね。
最後に
魚の目があるだけで、歩くのが億劫になったり、気持ちまで沈んでしまったりしますよね。
私も以前は、外出すら憂うつに感じることがありました。
でも、身体の中から整えることや、足を丁寧に扱う暮らしを続けているうちに、いつの間にか魚の目ができなくなっていました。
削ったり、シートを貼ったりする前に、まずは自分の足や身体と少し向き合ってみませんか。
そんなきっかけになれば、本当に嬉しいです。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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