腸のお薬「ごぼうみそ」──自然療法の知恵を暮らしに

「腸にはゴボウだよ」——そう教えてくれたのは、私の自然療法の師匠のふさ子さんでした。
昔から家庭で受け継がれてきた知恵の中には、体調を整える力が秘められています。その一つが「ごぼうみそ」です。

今回は、ふさ子さんから教わった「ごぼうみそ」の作り方を中心に、自然療法の第一人者・東城百合子先生のレシピも補足としてご紹介します。

ごぼうみそとは?

ごぼうと味噌をベースに、梅干しや生姜を加えて作る自然療法のひとつです。
腸内の働きを助けて炎症を鎮め、老廃物を流してくれると言われています。冷凍保存もできるので「家庭の常備薬」としても便利です。

材料と作り方(ふさ子さんレシピ)

材料(作りやすい分量)

  • ごぼう(皮付きのまま)  60g
  • 自然醸造の味噌      60g
  • 梅干し(種を除く)    2個

作り方

  1. ごぼうは皮付きのまますりおろす
  2. 味噌と混ぜて練る
  3. 梅干しを加えてさらに混ぜる

👉 冷凍保存も可能なので、作り置きしておくと便利です。

私も作ってみました

混ぜ合わせるとこんな感じ

飲み方・使い方

お湯でとかしたもの

  • 適量を湯呑みに入れ、熱湯を注いで飲む
  • 味噌汁やスープに加えてアレンジするのもおすすめ
  • 体調が優れない時や腸を休ませたい時に役立ちます

濃さは自分の好みで調整できるので、続けやすいのも魅力です。

効能(東城百合子先生の著書より)

  • 腸の炎症を鎮める(盲腸炎・腹痛・胃腸疲れ)
  • 酵素の働きで腸内環境を整える
  • 老廃物や宿便の排出を促す
  • 免疫力サポート(風邪や体調不良時にも効果的)

実際に著書では、数日続けて飲むことで宿便が排出され、体がスッキリと軽くなった体験談が紹介されています。

実際に飲んでみた感想

私自身も「ごぼうみそ」をお湯で溶いて飲んでみました。
正直、もっと苦味やクセがあるのかなと思っていたのですが、実際は薄いお味噌汁のようで普通に美味しく、とても飲みやすいものでした。
濃さを自由に調整できるので、自分の好みに合わせて続けられるのが嬉しいポイントです。

補足:東城百合子先生のレシピ

実は「ごぼうみそ」には、もう一つ有名なレシピがあります。
自然療法の第一人者・東城百合子先生の著書『家庭でできる自然療法』に紹介されているもので、こちらは ごぼう+味噌+生姜(梅干しは入れません)。

  • 梅干し入り(ふさ子さん流)
    クエン酸が豊富で疲労回復・殺菌作用があり、腸の調子を整えるサポートに。
  • 生姜入り(東城先生流)
    体を温め、血流を良くする作用があり、冷えや胃腸の弱りをサポート。

どちらでも効果は期待できますし、作りやすい方やその日の体調に合わせて選んでよいと思います。
「今日は疲れ気味だから梅干し」「冷えているから生姜」と使い分けても良いですね。

まとめ

「ごぼうみそ」は、ごぼうと味噌という身近な素材で作れる自然療法。
腸の調子を整え、体の中からリセットしてくれる頼もしい存在です。

ふさ子さん流の梅干し入りも、東城先生流の生姜入りも、どちらも体を助けてくれる自然の知恵。日々の体調に合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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