自然療法の基本は「心」だった|食事やお手当より大切なこと

はじめに:自然療法を続ける中で気づいたこと

自然療法を学び、食事やお手当を通して「自分の身体と向き合う暮らし」を続けていく中で、私はある壁にぶつかりました。

「これだけ気をつけているのに、思うように良くならない」
「がんばっているのに、心がつらい」

そんな時、私の自然療法の師匠がかけてくれた言葉が、深く心に残っています。

「健康になろうと思ったら、心が1/2、食事が1/4、お手当が1/4。心が頑なだと、よくなるものもよくならないんだよ」

この言葉は、私の自然療法との向き合い方を大きく変えるきっかけになりました。

白砂糖とのつきあい方に悩んだ私の話

自然療法を始めてから、「白砂糖は体を冷やし、血を汚す」という考えに触れ、「なるべく避けたい」と思うようになりました。

最初は「身体のために」と軽い気持ちで意識し始めたのですが、だんだんと「白砂糖は絶対NG」と、いつの間にか“ルール”のようになってしまっていたんです。

ある日、知人から手作りのお菓子をいただいたことがありました。
その方の優しさや気持ちがとても伝わってきて、「ありがたいなあ」と思って受け取りました。

ですが、家に帰ってそのお菓子を食べようとしたとき、心の中がモヤモヤしてきました。

「白砂糖が入ってるのに、食べていいのかな…」
「せっかく身体が整ってきたのに、これで台無しになるかも」
「でもせっかくもらったのに、罪悪感ばかり…」

でも結局、食べたいから食べるんですけど(笑)、
食べ終わったあとには、すごい後悔の波が押し寄せてきました。

「私は何のために自然療法をやっているんだろう」
「“身体に良い”を求めすぎて、心がつらくなってるなんて本末転倒だよなぁ…」

そんなふうに感じていたとき、師匠のあの言葉が思い出されたのです。

心が整うと、身体も整う

「心が1/2、食事が1/4、お手当が1/4」
この言葉は、私にとっての転機でした。

もちろん、食事やお手当は自然療法においてとても大切です。でも、それ以上に“どんな心で生きているか”が土台になっているのだと、実感しました。

あの時の私は、「身体にいいことをしよう」と頑張るあまり、心にしわ寄せがいっていました。
やさしい気持ちで受け取ったはずのお菓子が、いつのまにか“悪いもの”に見えてしまい、自分の中に矛盾と罪悪感が積もっていたのです。

それ以来、私は「気持ちを大事にすること」を自然療法の一部として意識するようになりました。

自然療法は、心の育て方でもある

自然療法というと「何を食べるか」「どんな手当てをするか」といった“方法”に目がいきがちです。

でも本当に大切なのは、
「自分の心とどう向き合うか」
「身体の声を、どんな気持ちで聴くか」
という“在り方”なのかもしれません。

私は今では、いただいたお菓子を食べるときも、
「この人の気持ちがうれしいな」
「食べたことでちょっと体が冷えたかも。じゃあ今日は温かいお茶を飲もう」
そんなふうに、自分の心と身体にやさしく声をかけるようになりました。

おわりに:心をほぐして、自然療法をやさしく続けよう

自然療法は、がんばるためのものではなく、自分を大切にするためのもの。
そのためには、「心の声を聞きながら“ゆるやかに整えていく」ことが何より大事だと思います。

どんなに良い食べ物を選んでも、
どんなに丁寧にお手当をしても、
心が固くなってしまっていたら、身体にも伝わりません。

もし今、自然療法がちょっとつらく感じていたら、
「何をするか」ではなく、「どんな気持ちでいるか」を見つめてみてください。
きっとそこに、本当の癒しがあると思います。

あなたが自然療法を通して、自分をもっとやさしく大切にできますように。

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