「熱が下がったら登園OK?」は本当?病み上がりにこそ必要な“もう1日の休息”

はじめに|熱が下がっても油断できない「その後の1日」

子どもが熱を出すと、親としてはとても心配になりますよね。
ようやく熱が下がると、ほっとして「もう大丈夫かな」と思う気持ちも、すごくよくわかります。

けれど、実は「熱が下がった後の1日」こそが、身体にとってとても大切な時間。
この時期をどう過ごすかで、その後の回復力や再発のしやすさが大きく変わることがあります。

自然療法の視点で見る「病み上がり期」の身体

熱が出るというのは、身体がウイルスや細菌とたたかっているサイン。
その熱が下がったというのは、「たたかいは終わったけれど、まだ修復中」という状態です。

身体の中では、白血球たちが傷ついた細胞を修復したり、毒素を排出しようと一生懸命働いています。
見た目には元気そうでも、エネルギーはまだ足りていない、そんな“充電中”の時期なのです。

自然療法では、この回復期をとても大切に考えます。
外に出て刺激を受けるよりも、静かな環境でゆったりと過ごすことが、身体の再生を助けるとされています。

「もう1日」の休みが子どもを守る理由

朝、熱が下がったからといって、すぐに幼稚園や学校に行かせてしまうと、まだ整っていない免疫力に負担がかかってしまいます。

通園・通学には、集団での生活や移動、気温差、さまざまな刺激があります。
まだ体力が戻っていない状態でこれらにさらされると、身体は「無理!」と感じて、また熱を出してしまうこともあるのです。

ほんの1日、ゆっくりと家で過ごすことで、体の奥から元気を取り戻し、「今度こそ大丈夫」と思えるような回復を促すことができます。

お仕事との両立が難しい…そのジレンマも受け止めて

とはいえ、子どもが元気そうに見えると、「もう大丈夫かな?」と判断したくなるのも自然なこと。
特に、お家の方がお仕事をしていたり、予定が立て込んでいたりすると、「熱は下がったのに休ませるのは無理」と思ってしまうこともあると思います。

私自身もそうでした。
けれど、無理をさせてまたぶり返してしまったときの、あの“もっと休ませてあげればよかった”という後悔は、ずっと胸に残ります。

「また明日、仕事を調整するのが大変でも、今日休ませてあげれば回復する」
そう思えた時、その1日が、親子にとってとても大きなギフトになることがあります。

小さな勇気が、子どもを守る社会になるように

「まだ本調子じゃないけど、元気そうだから行かせる」
そんな判断が悪いわけではありません。
ただ、「病み上がりの1日」を意識できる人が増えることで、子どもが安心して休める空気や、社会の理解が少しずつ育っていくのではないかと思うのです。

そして、休むことを悪いこととせず、自然なこととして受け止められるような子育てができたら──
きっと、子どもたちはより強く、しなやかに育っていくのではないでしょうか。

おわりに|やさしい選択が、回復力を支える

「熱が下がったから行こう」ではなく、
「元気になってから行こう」
そんなやさしい選択が、子どもの身体と心を守ってくれると思うのです。

どうか安心して、
“もう1日”を、一緒に過ごしてあげれますように。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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