「子どもに伝える前に、大人が知っておきたい生理のこと」お話会を開催しました

毎月やってくる「生理」
そのたびに、どこか憂うつな気持ちになっていませんか?

腰の重さ、イライラ、頭痛やむくみ……
人知れず耐えながら、何気ない顔で日常を過ごす——
そんな月日を、私たちはどれだけ重ねてきたでしょうか。

でも本当に、生理は“ただの不調”なのでしょうか?

今回、【生理ってめんどくさい?をやさしく見直すお話会】と題して
身体のしくみやセルフケア、そして子どもへの伝え方までを、自然療法の視点から丁寧に紐解く時間を持ちました。

小さな和室で、静かに語り合う時間を

7月22日(火)、恵庭市の黄金ふれあいセンターにて
3名のママたちとともに、少人数ならではのあたたかな雰囲気のなかでお話会を開催しました。

テーマは「子どもに伝える前に、大人が知っておきたい生理のこと〜生理と向き合い、命のバトンを子どもたちに繋いでいこう〜」
これは「生理の話」であると同時に、「命」や「自分自身」との向き合い方でもあります。

ちょうど前日に植物療法rashisaの庭のけいこ先生とお会いしていて、生理のお話会をすることをお伝えすると、生理痛やPMSにピッタリのラズベリーリーフティーを分けてくださいました。

ラズベリーリーフは、ヨーロッパでは「安産のためのお茶」として活用されているそうです。子宮や骨盤の周囲の筋肉を調整してくれるため、生理痛や月経前症候群(PMS)の緩和にも用いられるとのこと。

そのラズベリーリーフティーを飲みながら、お話会を進めていきました。

生理と向き合う、3つの視点

今回のお話会では、「生理」について3つの視点から見つめ直しました。

🔹知識の視点から

まずは「生理のしくみ」について。

排卵、子宮、ホルモンの波、そして妊娠・出産との関係。
“なぜ生理があるのか?”という問いを、命の視点からとらえてみると
そこにはただの月1回の通過儀礼ではない、生命のバトンをつなぐ営みが見えてきます。

🔹感覚の視点から

知識を知るだけではなく、身体で感じる“私の生理”にも目を向けました。

・自分のリズムとどんなふうに寄り添えばいいのか
・つらい時期に、少しでも楽に過ごせる工夫
・食事や温活などの自然療法でできる、やさしいケア

「痛みをなくす」ことよりも
「痛みを持つ私をどう扱うか」という視点を大切にしました。

🔹子どもへの伝え方の視点から

そして最後に、これから思春期を迎える子どもたちへ、どんなふうに「生理」を伝えていくかについても考えました。

・“命の話”として、生理を伝えるということ
・大人がまず「自分自身」を大切にする姿勢を持つこと
・言葉以上に、子どもは“私たちの姿勢”を見ていること

家庭や学校で、あたりまえに生理のことを語り合える空気を
私たち大人が、少しずつ整えていけたらと思います。

参加者さんからの声

それぞれのご感想が、まるで一通の手紙のように心に響きました。
一部をご紹介させていただきます。

🌸「子どもの頃の私に、“よくやってきたね”と伝えたくなりました」

Yさん

素敵なお話会をありがとうございました。
自分が子どものころ、自分の体に優しくない生活をしていたことを思い出しました。ストレス、体を冷やす、食事の乱れなど、生理の痛みや他の不調があっても体の声に耳を傾けることなく過ごしていました。生理と向き合うことは自分の心や身体と向き合うことだということを子供の頃の私に伝えてあげたい。よくやってきたね、と抱きしめてあげたい。そんな気持ちになりました。これから生理を含め、心や体が変化していく娘に、どんな気持ちで、どんな在り方で伝えていけるか、ちょっぴりまだ不安ですが、きっと大丈夫と思うことができました。ありがとうございます。(小学3年生のママさん)

🌸「生理を“当たり前”の話として伝えたい」

Mさん

まこさんのお話に納得感があり、これからは生理をタブーにせず話していこうと思いました。
命のこと、自分を労わること、楽しく伝えていけたらと思います。(小学2年生のママさん)

🌸「自分にも、娘にも、“ゆるんでいいんだよ”と伝えたい」

Tさん

命が誕生する神秘についてしれてよかったです。どれだけ自分が生まれ出てこれたことが奇跡だったのかを家に帰ってから子供達に伝えてあげようと思います。体のことを詳しくしれたことで、まだまだできることがたくさんあるなと思いました。PMSが辛いからピルではなく、体を温めてみたり、ゆったりとリラックスして過ごすことを自分に許可してあげようと思います。娘も頑張りすぎてしまう傾向があるので、もっとゆるんでもいいんだよと伝えてあげたいです。生理が初めて来た時に娘はどんな気持ちだったのかを聞いてみようと思います。一緒によく頑張ってきたよねと癒し、認めてあげたいです。今日もありがとうございました。(高校生2人、幼稚園2人のママさん)

おわりに|生理を見つめることは、自分を大切にすること

参加者さんのご感想を読みながら、
お伝えした以上のものを受け取ってくださったことに
私の方が胸がいっぱいになりました。

生理は、「めんどくさいもの」でも「隠すべきもの」でもない。
私たちの身体が、今ここに命をつないでいる証なのだということ。
そして、それを子どもたちにどう渡していくかは
私たち大人の姿勢にかかっているのだと、改めて感じました。

この「生理のお話会」は、今後も継続していく予定です。
タイミングの合う方は、ぜひまたご一緒できたら嬉しいです。

💌 最新のお話会情報は、メルマガやSNSでお知らせしています。
心と身体の声を大切にする暮らしを、一緒に育てていきましょう。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

ただいま 自然療法に興味のある仲間を募集中!
無料メルマガ講座 では、実践に役立つ情報や体験談をお届けしています。
下のフォームからメールアドレスだけでも登録できますので、ぜひお気軽にご登録ください♪

今すぐメルマガを読んでみたい!と思われた方はこちらから

元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方無料メルマガ講座

なお、iCloudのメールアドレスはメールが届かない場合がございます。Gmail・yahoo・その他Webメール等をご利用くださいますようお願いいたします。