皮膚の保湿剤は必要ですか?

先日のオンライン講座を受けてくださった方から、ご質問いただきました。
秋から冬にかけて、皮膚の乾燥に関する質問を多く受けるので、ここでお答えしたいと思います。

生まれてすぐから保湿剤を塗ることへの疑問

Mさん

今は、生まれてすぐの頃からアレルギー予防のために保湿が推奨されており、 私も息子が産まれたときから一歳半くらいまでずっとお風呂上がりは保湿剤を塗ってきました。一歳半くらいから、 自然な身体に保湿剤を塗り続けることに疑問が湧き、今はまったく塗っていません。

しかし冬になり乾燥するからか、最近身体が少しかさかさしてきて、かゆそうにしていることもあります。

また保湿剤を塗ってあげるべきなのか、 塗らずにいればいつかは乾燥に強い肌になるのか、どうしたらいいのか迷っています。

まずは、Mさんの
「自然な体に保湿剤を塗り続けることに疑問が湧き」
という部分が素晴らしいと思いました。
ご自分の感覚を大事にしている、これがとっても大事です。

疑問に思ったら、まず立ち止まる。
そして考えることが大切です。

どうして、生まれた直後から保湿が必要なのでしょうか?

赤ちゃんの皮膚はとっても薄いです。
そのため、傷つきやすいですし、乾燥もしやすいです。

傷ついたり、乾燥すると皮膚のバリア機能が壊れて、アレルギーの原因になるダニやほこり、食べ物などが体の中に侵入しやすい状況になりやすいのです。体の中に侵入すると、免疫細胞によって抗体が作られて攻撃されます。ですので、できるだけアレルギーの原因物質を体の中に入れないことが大切になってきます。

そしてなおかつ、バリア機能を高めるために、乾燥しないよう保湿することが必要だというわけです。

保湿剤をやめるとどうなるか

今までずっと保湿剤を塗っていた皮膚は、急に保湿剤がなくなると驚きます。
保湿剤がないと、保湿できない皮膚になってしまっているからです。

皮膚には皮脂腺という毛穴のそばから皮脂を出して、皮膚の表面を保護していますが、その皮脂の出も悪くなってしまいます。

保湿剤がないと、自分の力で皮脂を出そうと細胞が動き始めます。
細胞が動き始めるまでは、少し時間がかかります。

冬になると乾燥する理由(外側の要因)

秋から冬にかけては、空気中の水分がすごく少なくなります。
空気も乾燥するから、空気に接している皮膚は乾燥しやすくなります。

加えて、暖房をつけるようになると、空気が乾燥します。
エアコンやFF式のストーブは、湿度を加えないので余計に乾燥してしまいます。
蒸発皿を置けるストーブや、洗濯物を室内に干すなど、湿度を上げる工夫をするといいでしょう。

洗いすぎ、こすりすぎも乾燥の一因になります。
お湯だけでも皮膚の汚れは十分落ちます。

もし石けんを使う場合は、肌にやさしいものを選びましょう。
泡立てて、こすらないように、洗います。

タオルで拭くときもこすらずに、タオルを皮膚に押し当てるように優しく水分をとりましょう。

冬になると乾燥する理由(内側の要因)

今度は内側の要因についてです。

お肌の水分を保持するのに重要な皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子の低下が主な要因になります。

内側の要因を整えていくのに欠かせないのが食事と水分です。
一物全体食といって、皮ごと食べるような食事をお勧めします。

白米よりも玄米。
精白された小麦粉よりも全粒粉。
白砂糖よりもてんさい糖やきび砂糖。
野菜は皮ごと調理する、などです。

焼き菓子やパンなど高温で焼いているものは、肌を乾燥させやすいです。
パンは主食ではなく、嗜好品程度の頻度にできるといいと思います。

冬場はのどが渇きにくいのですが、のどがかわく前に水を飲むことをお勧めします。
水分は浄水された水や、麦茶など、カフェインの入っていないものがお勧めです。
水を飲んで、2〜3時間おきにトイレに行くことで、腎臓の働きを助けます。

保湿剤を塗るべき? 塗らない方がいい?

現代の住宅は機密性が高いので、室内もとても乾燥しやすいので、保湿剤を塗らずに過ごすことは難しいのではないかと思います。

ですので、暖房をつけるような時期になったときに、
乾燥しているなと思ったら、保湿剤を塗ってあげたらいいと思います。
乾燥している皮膚をそのままにしておくと、バリア機能は低下しますし、かゆみが出てきて書いてしまうことで傷つき、炎症を起こしたり感染をしてしまう可能性があります。

塗るタイミングは入浴後すぐがお勧めです。
保湿剤も肌に優しい成分でできているものを選んでください。

夏場は、湿度もありますし、汗や皮脂も出やすいので、皮膚が乾燥していなければ必要ないと思います。

内側と外側から、皮膚をケアしていきましょう。

まとめ

冬は乾燥しやすいので、適宜保湿は必要になります。
ですが、保湿だけでは足りません。
食べるものを整えて、血液をキレイにすることで、内側からも皮膚が潤うような細胞を作っていく必要があります。
そのためにも、食べるもの、飲むものを見直していきましょう。

皮膚のかゆみがつらい時は、こんな方法もありますよ。

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