目次
石狩の海辺で、砂に包まれる癒しの時間|砂療法の体験レポート
毎日がんばっていると、知らず知らずのうちにたまっていく「身体の中の毒素」。
それを、自分の力で、しかも自然の中でやさしく出していけたら…そう思ったことはありませんか?
今回ご紹介するのは、自然療法家・東城百合子先生も強くおすすめしていた「砂療法(砂浴)」です。
「砂の中に入っているだけで猛烈な毒素が出る」東城先生のことば
東城先生の著書の中では、こんなふうに語られています。
「砂の中に首だけ出して、ただ入っているだけで猛烈な毒素が出て、素晴らしい効果をもたらします」
「公害の毒下しには玄米食とともにこの砂浴をすることが何よりの方法で、自然の力を身体が教えてくれます」
「2時間も入っているとものすごくくさいガスを発散します」
まるで魔法のような言葉に、私はずっとこの砂浴を体験してみたいと思っていました。
師匠・ふさ子さんに誘われて、石狩の海へ

今回、その思いが叶う機会が訪れました。
お声がけくださったのは、自然療法の師匠であるふさ子さん。
向かったのは、石狩の「はまなすの丘」近くの浜辺。
青く広がる空と、やさしく打ち寄せる波。
その場所だけで、もうすでに癒されるようでした。
砂浴のやり方とその時間
ふさ子さんと一緒に、スコップで身体がすっぽり入るくらいの砂を掘ります。
- 頭は少し高めに
- お尻のあたりは少し深く
- 膝を軽く曲げた姿勢で入ります
自分でかけられる範囲には自分で砂をかけ、届かないところは手伝っていただいて、首から下はすっぽり砂の中へ。
日傘とお水を近くに置き、飛ばないようにビニール袋に砂を入れて重しに。
砂のあたたかさと、海から吹く風。波の音。
気づけば、すぅっと意識が遠のくように眠ってしまっていました。
長ければ長いほど効果はあるそうですが、短い時間でも入った方がいいそうです。
私は今回1時間ほど入ることができました。

出たり入ったりも、自然な流れ
途中で少し動きたくなったり、水を飲んだりすることもありました。
そうすると、砂が崩れてしまうので、またふさ子さんが砂をかけてくれます。
砂の重さもまた心地よく、自分が大地に還っていくような感覚になります。
終わったあとの身体の変化
砂から出たあとは、乾いた砂を軽く払う程度に。
ふさ子さんからは「できるだけ洗わずに帰ると、効果が長持ちするよ」と教えてもらい、そのまま帰宅しました。
帰ってからシャワーで砂を流し、さっとお風呂へ。
その後の肌は、キュッとひきしまって、翌日もツルツル。
身体の奥から整ったような、なんともいえない清々しさがありました。
海への感謝と、学び

日傘の重しにしていた砂の入ったビニール袋を空にしながら、海岸のゴミを拾い、
「ありがとう」と心の中でつぶやきながら帰りました。
ふさ子さんが、「海はみんなのものだから」と無償で体験会を開いてくれたこと。
そのやさしさと、おおらかさに、胸がいっぱいになりました。
ふさ子さんはもう30年以上、この海に通っているそうです。
一緒に歩いた「はまなすの丘」は、私にとっても大切な場所になりそうです。

自然の中で整う力を、これからも
自然の力は、いつでも、そっと寄り添ってくれる。
砂に包まれて眠ったあの感覚を、私はきっと、忘れません。
この経験をきっかけに、私自身も、実践の場をつくって、
砂療法の素晴らしさを、少しずつでも伝えていけたらと思っています。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
ただいま 自然療法に興味のある仲間を募集中!
無料メルマガ講座 では、実践に役立つ情報や体験談をお届けしています。
下のフォームからメールアドレスだけでも登録できますので、ぜひお気軽にご登録ください♪