私が自然療法を学び、いろんなお手当を実践するようになって、簡単で効果を実感したのが、この「こんにゃく湿布」です。とっても大好きなお手当です。
こんにゃく湿布の効能
肝臓は腎臓とともに血液を浄化する臓器です。
毒素や老廃物を流し、大気汚染や食品添加物など身体に害となるものも一生懸命排泄するために働きます。
肝臓が弱ると、有害な物質を無害なものに変えることができなくなるためいろいろな症状や病気が起こります。
細胞は常に新陳代謝をしていて、古い細胞から新しい細胞へ入れ替わっています。古い細胞は老廃物として腎臓から尿として排泄されます。
タンパク質をとりすぎると、腎臓の負担となるため腎臓の働きが弱ってしまいます。また、腎臓に入る血液は足からもどる血液なので、足が冷えると腎臓の働きも低下します。
生理痛も血液の汚れが関係しているため、血液をキレイに浄化してくれる肝臓と腎臓の働きを高めることが大切になってきます。
こんにゃく湿布で、肝臓や腎臓を温めることで、血流がよくなると、それぞれの臓器の細胞が働きやすくなります。細胞が働くことで、血液がキレイになります。
こんにゃく湿布の方法
また足心(足の裏)をこんにゃくで30分温めてもいいそうです。
乳幼児なら足心を10分温めるだけで腎臓の手当てはいらないそうです。
さらに手軽にできそうですね。
お手当をするタイミング
風邪を引いた時でも、生理痛の時でもいいし、普段疲れている時にもいいです。
体調が悪い時は、食べ過ぎないようにして、玄米の上澄みや山人参茶を飲んで、このこんにゃく湿布をして寝ると、すっきり起きられます。
お手当は空腹時が良いそうです。
食後すぐはさけて、食前かすくなくとも1時間位あけてからします。
入浴前も避けましょう。
7日間くらい続けると身体が慣れてしまうので、違うお手当をするといいそうです。
こんにゃくは毒素を吸い出してくれる
使うこんにゃくは、できるだけ添加物が少ないものを使いましょう。
こんにゃくには毒を吸い出す力があるので、使ったこんにゃくには身体から吸い出した毒が含まれているので食べないでくださいね。
こんにゃく湿布に使用したこんにゃくは、水を入れたタッパーに入れて冷蔵庫で保管することで、繰り返し何度か使用できます。
使っているうちにこんにゃくがだんだん小さくなってきますので、小さくなったら新しいものにしてください。
今回のこんにゃく湿布を引用させていただいた、東城百合子先生の著書はこちら。
こんにゃく湿布以外にも、さまざまなお手当の方法が載っていたり、病気ごとの食べ方、過ごし方についてとても詳しく書かれています。
私も知らない病気や症状に出会うたびに、この本を開いて、自分の知識と合わせてアップデートしています。
こんにゃく湿布のお手当をしっているだけで、養生がすごく楽になると思います。
簡単にできますので、冷蔵庫にこんにゃくを常備しておくことはいかがでしょうか?
もし体調不良時にこんにゃく湿布をやってみたという方がいましたら、その効果を検証し、マエマコに教えてください。
私も大好きなこんにゃく湿布を今日はご紹介しましたが、これ以外にも自宅でできる自然のお手当はたくさんあります。食べ物だけでなく、このような対処を知っていると、本当に役に立ちますよ。
薬を使うことが当たり前だった時代を振り返ると、今の私の状態が信じられないくらいかけ離れていることに先日気がつきました。少しずつの変化でしたが、長い目でみると大きく変化していました。もし今体調不良に悩まれている方がいましたら、そのお悩みも少しずつ改善する可能性はあります。長い目で見たときに、自分はどうなりたいのか、健康になって何をしたいのかを考えると、今どうするべきかが見えてくると思います。そのときに、少しでもお役に立てる情報をお届けしたいと思っています。