師匠から、こんな言葉を教えてもらったことがあります。
「こんにゃく湿布と、ブリキの湯たんぽがあったら、最強です!」
その言葉を聞いたとき、私は少し意外に感じました。
というのも、それまで私はプラスチック製の湯たんぽを使っていたからです。
軽くて扱いやすく、特に不便を感じたことはありませんでした。
けれど師匠の話を聞いて、
湯たんぽは“便利な道具”ではなく、“暮らしの中の手当て”なのだと、
はっとさせられたのです。
師匠のご家族の暮らしから教えてもらったこと
師匠のご家族では、
ブリキ(トタン)製の湯たんぽを、一人ひとつ持っているそうです。
風邪をひいたとき。
身体が冷えてつらいとき。
調子がいまひとつな夜。
特別なことをするのではなく、
当たり前のように、そっと湯たんぽを使う。
そのお話を聞いて、
「これは治すためのものではなく、
身体を守るためのものなんだな」と感じました。
プラスチック製を使っていた私が感じた違い
もちろん、プラスチック製の湯たんぽが悪いわけではありません。
私自身、長く使ってきましたし、
軽くて扱いやすいという良さもあります。
ただ、身体が弱っているときや、
寒気がするほど冷えているときには、
温もりの伝わり方や、続き方に違いを感じるようになりました。
ブリキ(トタン)製の湯たんぽは、
- 温もりがじんわりと深く伝わる
- 冷めていく過程がゆるやか
- お腹や背中、腰に当てたときの安心感が大きい
そんな印象があります。
風邪の寒気と、もしもの備えとして
師匠のお話には、こんな続きがありました。
風邪で熱が出て、寒気がするとき。
それから、万が一の地震など、災害時の備えとしても。
「ポリの湯たんぽは、すぐ冷めてしまうでしょう。
だから、ブリキ製がおすすめなんです」
身体がつらいときや、
先の見えない状況の中では、
温もりが長く続くことそのものが、大きな安心になります。
ただ温めるための道具ではなく、
「そばにあってくれる存在」。
そんなふうに考えると、
ブリキの湯たんぽは、とても心強いものだと感じています。
温めることは、身体の声に応えること
痛みや不調があるとき、
身体はいつも小さなサインを出しています。
「冷えているよ」
「少し休みたいよ」
「助けてほしいよ」
その声にどう応えるか。
特別な技術や難しい方法がなくても、
温めるというシンプルな手当てから、
整いは始まります。
こんにゃく湿布と、ブリキの湯たんぽ。
誰にでもできて、いつでも使える、
とても基本的で、頼もしい自然療法です。
「最強」という言葉の意味は、
効く・効かないではなく、
いつでも、安心して使えることなのかもしれません。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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