目次
はじめに
生ゴミが「消える」って、本当?
そんな不思議な暮らしの道具「キエーロ」を、我が家に迎えました。
きっかけは、ゴミを出さない暮らしを楽しんでいるitsukaさんのブログ「雪山おんなの日常」。
自然と調和した暮らしが、無理なく心地よく続いている様子に、ずっと憧れていました。
そして今回、思い切って我が家にも室内キエーロを設置しました。
暮らしの中で生まれる“生ゴミ”が、土の中で静かに還っていく様子に、自然の営みの一部になれたような安心感を感じています。
キエーロってなに?
キエーロとは、生ゴミを黒土に埋めるだけで、土の中の微生物が分解してくれるという、シンプルな生ゴミ処理方法です。
水も電気も使わず、特別な機械も不要。
必要なのは、容器とたっぷりの黒土、かき混ぜるためのシャベルのみ。
「そんなので本当に消えるの?」と最初は半信半疑でしたが、微生物の力を信じて試してみることにしました。
木の温もりと、黒土の力
itsukaさんとは一緒のオンライン講座で仲良くさせていただいており、「室内キエーロを導入したい」と相談すると、なんとお家を建てたときに残った木材を使って、キエーロの木枠を組み立ててくださいました。かわいいですよね、もう感激です。

itsukaさんのゴミを減らしたい想いに触れたとき、これはただの生ゴミ処理ではなく、
「誰かの暮らしと、自分の暮らしがつながる循環の一部なのかもしれない」
と感じて、とてもあたたかい気持ちになりました。
はじめての“失敗”と、微生物との対話

さっそく家に持ち帰り、毎日どんどん生ゴミを入れていた私。
ところがある日、「あれ?消えてない…?」と気づきました。
もしかして、入れすぎてしまったのかも…とitsukaさんに相談したところ、
「微生物にも“処理できる量”があるんです」と教えていただきました。
少し休ませてあげるといいですよ、とのアドバイスを受けて、黒土を追加し、数日間おやすみタイムに。
「土の中も生きているんだな」
そう思ったら、このキエーロが、なんだかすごく愛おしい存在になりました。
自然に寄り添う暮らしの中で
自然療法を実践するようになって、
野草や旬の食べもの、太陽や土の力など、
“自然の恵み”をいただくありがたさを、日々の暮らしの中で感じるようになりました。
そんなふうに自然とつながるようになると、
「自然ってすごい」「ありがたいな」と思う気持ちが自然と湧いてきて、
「この豊かさを、これからの子どもたちにも残していきたい」と思うようになりました。
そう考えると、ゴミを減らすことはただの手間ではなくて、
自然を守る、私なりの小さな実践なんだな、と感じています。
ゴミを減らすことは、身体にもやさしい
最近、マイクロプラスチックのことがよく話題になります。
土に還らないプラスチックが、川や海を汚し、巡り巡って身体にも影響を与えている…そんな現実に、少しずつ関心が高まっています。
だからこそ、暮らしの中で出るゴミを減らすことは、
私たちの身体を守ることにもつながるのではないかと感じるのです。
自然療法では、排泄やデトックス、血液の流れをとても大切にしますが、
環境から取り込む身体にとって負担になってしまうものを少しでも減らすことも、同じくらい大切なケア。
身体と環境は、別々ではなくつながっている――そんな感覚が、少しずつ深まっています。
おわりに:小さな革命のはじまり
まだ始まったばかりの室内キエーロ生活。
「どれだけ減った」とか「うまくいった」とか、結果にこだわらず、
土や微生物とやさしくつながる時間を、楽しんでいきたいと思っています。
これからまた、経過を記録していく予定です。
暮らしのどこかで、キエーロの存在が気になっている方の、
小さなきっかけになったらうれしいです🌱
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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