子どもが突然「お腹が痛い…」と言うと、ママはドキッとしますよね。
今回は、わが子の下痢の体験をもとに、家庭でできる自然療法と、受診が必要なサインについてまとめました。
自然療法だけに頼らず、医療とのバランスをとることも大切です。
目次
1. わが子の突然の下痢。そのときにしたこと
先日、わが子が突然「お腹が痛い…」と言ってトイレに駆け込みました。
数回トイレに通った後、「もう全部出せたみたい」と少し落ち着いた様子でした。
そのとき、私は梅醤番茶を飲ませ、足湯をさせました。
足湯にはビワの葉エキスを加え、より身体が温まるように工夫しました。
自然療法でできることを試しつつ、子どもの様子をよく観察することの大切さを感じました。
2. 子どもの下痢の原因
下痢の原因はさまざまです。
- 消化不良や食べ過ぎ
- 冷たい飲み物やアイスの摂りすぎ
- ウイルスや細菌による感染
- 体の冷えやストレス
東城百合子先生の著書『家庭でできる自然療法』では、下痢を「陰性の下痢」と「陽性の下痢」に分類しています。
- 陰性の下痢:氷菓子、甘味品、果物、清涼飲料水、飲酒、瓜類の摂りすぎ
- 陽性の下痢:動物性食品の摂りすぎ、打撲や衝撃、美食・偏食、不自然な加工食品の過食
どちらのタイプでも、家庭でできる自然療法の手当は基本的に同じです。
3. 自然療法でできるお手当
代表的なお手当には次のようなものがあります。
- 梅肉エキスを熱湯で薄めて飲む(最も効果的)
- 黒炒り玄米のスープ(洗った玄米を土鍋で弱火で2時間炒めて作った黒入り玄米を煎じる)
- 梅醤番茶(梅干し1個、しょうゆ1〜2滴、生姜おろし少々入れて熱い番茶を注いだもの)
- くず湯
- 味噌雑炊(ねぎ・にら・とろろ芋入り)
- 大根の味噌汁+焼き玄米餅
- 生姜湿布・こんにゃく湿布・ビワ葉温灸療法で身体を温める
今回子どもには、梅醤番茶+足湯を行いました。
身体を温めることで、子どもも少し落ち着いた様子を見せてくれました。
4. 食事で整える下痢対策
自然療法では食事も重要です。胃腸を休めてあげることが大事なので、食べすぎないようにします。一口100回くらい、お口の中でおかゆを作るようなイメージで、とにかくよく噛んで食べてください。
おすすめの食事
- 5分つきご飯、玄米もちの雑煮、玄米雑炊
- 味噌汁(ねぎ・にら・とろろ芋入り)
- 梅干し、ごま豆腐、葛粉を使った料理
控えたい食べ物
- 白砂糖・砂糖入りのお菓子
- ジュースや冷たい飲み物
- 冷蔵庫で冷やしすぎた食べ物
5. 医療機関に相談すべきサイン
家庭で自然療法を試せる下痢も多いですが、次のような症状がある場合は医療機関に相談してください。
- 嘔吐が続き、水分が摂れない
- 半日以上おしっこが出ない(脱水のサイン)
- 38℃以上の発熱がある
- 血便や黒い便が出る
- 子どもがぐったりしている
6. まとめ|自然療法と医療のバランス
子どもの下痢は、自然に治ることも多く、家庭でできる自然療法が役立ちます。
ただし、無理に自然療法だけにこだわらず、子どもの様子をよく観察しながら、必要なときには医療機関の力を借りることで、より安心して対処できます。
どうぞ、お子様とご自身の体を大切に、安心して過ごしてくださいね。
自然療法を始めると、薬に頼らず体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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