立秋から始める乾燥肌対策|玄米と温めケアで秋冬もうるおう肌へ

乾燥肌は“冷えと血流不足”のサイン

暦の上では立秋を過ぎ、少しずつ空気の中に秋の気配が混ざるようになりました。
まだ汗ばむ日も多いですが、この時期から少しずつ身体は冬に向けて変化を始めます。

乾燥肌や手足のひび割れは、冬の寒さが原因と思われがちですが、実は秋口からの冷えや血流不足が大きく関係しています。

東城百合子先生の著書『家庭でできる自然療法』では、次のように述べられています。

しもやけ、あかぎれ、ひびは血液の循環の悪い時に起こる。
婦人科系の弱い人は腰湯などで血液の循環を良くするように努めること。
果物・瓜類・甘いものは身体を冷やして悪くするので控える。

つまり、乾燥やひび割れは、血液が末端まで十分にめぐらないサイン。冷えや婦人科系、肝・腎の弱りとつながっていることが多いのです。

立秋後から始める身体づくり

中医学では、秋は「燥邪(乾燥の気)」の影響で肺が弱りやすい季節とされます。肺は皮膚や粘膜と深い関係をもち、乾燥から守る働きをしています。そのため、秋口からの養生は、冬の乾燥肌対策にもつながります(参考:健康長寿ネット「第3回 秋の養生」)。

夏に冷たい飲み物や甘い物を多くとっていた方は、身体が内側から冷えていることも。さらに、冷房による冷えも加わって、血流が滞りやすくなっています。

だからこそ、立秋を過ぎた今、温めとめぐり改善の習慣を取り入れることで、冬に向けて乾燥やひび割れの出にくい身体に整えていけます。

玄米で腸・肝・腎を整える理由

乾燥肌やひび割れ対策のためには、外からの保湿だけでなく、食事からの見直しが欠かせません。
特におすすめなのが「玄米」です。

玄米は、ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えながら、肝臓や腎臓の働きをサポートします。腸が整えば血液もきれいになり、皮膚に必要な栄養が届きやすくなります。

逆に、身体を冷やす果物や甘い物、瓜類は控えめに。特に冷えやすい体質の方は、少しの工夫で体温を守ることができます。

肝・腎を温める“こんにゃく湿布”

肝や腎は「感情の臓器」ともいわれ、ストレスや怒り、悲しみなどの感情も影響します。
この肝・腎を温めて血流を促すのにぴったりなのが、こんにゃく湿布です。

やり方は簡単。
沸騰したお湯で10分茹でたこんにゃくをタオルで包み、肝臓(右肋骨の下)や腎臓(背中の腰あたり)に当てるだけ。
じんわりと内側から温まり、終わった後は気持ちまでゆるみます。

特に夜のリラックスタイムに取り入れると、眠りの質も上がりますよ。

今日からできる秋の乾燥肌予防習慣

  • 朝晩、手足やお腹を温める(腰湯・手湯・足湯)
  • 冷たい飲み物より温かいお茶を
  • 玄米や温野菜を中心にした食事
  • 外側からのケアには、生姜湯やビワ葉の煎じ汁で温湿布

乾燥肌やひび割れは、冬だけの問題ではありません。
秋口から身体を温め、血液のめぐりを整えることで、肌は内側からうるおいを取り戻していきます。

どうか、この秋があなたにとって心地よい準備期間となりますように🍃

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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