炎症の5徴候と感染の兆候|病院に行くべき症状と自宅でできるケア

体験談:小さな傷から怖い思いをした話

昔、私の足に“座りだこ”ができました。
それが気になって、つい自分で削ってしまったのです。
最初は何ともなかったのですが、数日後、その部分が赤く腫れ、ズキズキと痛みが出てきました。

「あ、このまま放っておいたらまずいかも…」と、慌ててケアを開始。
幸い、早めに対処できたことで大事には至りませんでしたが、
もしもう少し放置していたら、感染が広がり、重症化していたかもしれません。

この経験から私は、炎症と感染の違いを知っておくことの大切さを強く感じました。
そして、小さな変化を見逃さず、早めに行動することが、健康を守る第一歩だと学びました。

炎症とは?身体が治ろうとする自然な反応

炎症は、身体のどこかが傷ついたときに起こる防御反応です。
転んでひざをすりむいたとき、やけどをしたとき、打撲をしたとき…。
これらは細菌やウイルスがいなくても起こります。

炎症は決して悪いものではありません。
細胞を修復するために血液が集まり、酸素や栄養を送り込み、不要な老廃物を運び出してくれる――この働きが炎症なのです。

炎症の5徴候

炎症が起こると、次のような変化が見られます。

  1. 発赤(Rubor):炎症部位が赤くなる現象
  2. 腫脹(Tumor):炎症部位が腫れて膨らむ現象
  3. 熱感(Calor):炎症部位の温度が上がる現象
  4. 疼痛(Dolor):炎症部位に痛みが生じる現象
  5. 機能障害(Functio laesa):炎症によってその部位の機能が低下する現象

感染とは?炎症との違い

感染は、細菌・ウイルス・真菌などの微生物が体内で増殖する状態を指します。
炎症は感染の有無にかかわらず起こりますが、感染がある場合はさらに特有の症状が加わります。

感染で現れやすい追加症状

  • 発熱(体温の上昇)
  • 悪寒(寒気)
  • 排膿(膿が出る)
  • 悪臭(膿や組織からの異臭)
  • 全身症状(倦怠感、食欲不振など)

受診が必要な症状の目安

次のような場合は、自己判断で放置せず医療機関を受診しましょう。

  • 赤みや腫れが急速に広がっている
  • 強い痛みや熱感が続く
  • 膿や悪臭がある
  • 発熱や悪寒がある
  • 全身のだるさや食欲不振がある

感染が悪化すると、まれに敗血症など命に関わる状態になることもあります。

自宅でできるケア(自然療法の視点)

重症化していない場合は、自宅でも次のようなケアが役立ちます。

1. 血液をきれいに保つ食事

炎症が起きているときは、肝臓や腎臓が血液を浄化するためにフル稼働しています。
揚げ物や加工食品、アルコールなどは控え、玄米・野菜・海藻類を意識的に摂りましょう。
特に白砂糖は炎症を悪化させやすいので控えましょう。

2. 身体を冷やさない

冷えは血流を悪くし、酸素や栄養が届きにくくなります。
温かい飲み物、足湯、腹巻きなどで身体を温めましょう。

3. 肝臓・腎臓の負担を減らす

睡眠をしっかりとり、ストレスをためないことも大切です。
ストレスや睡眠不足は、解毒や浄化の働きを弱めてしまいます。

4. 傷口を清潔に保つ

痛みが強い場合は、生理食塩水を使って洗浄するとしみづらいです。
清潔なガーゼを当て、汚れたらすぐに取り替えましょう。

まとめ|炎症も感染も身体の大切なサイン

炎症は、身体が自らを守り、修復しようとする自然な反応です。
しかし、感染を伴う場合や症状が悪化している場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。

小さなサインを見逃さず、早めの対処と日常のケアで、身体の自然治癒力を最大限に活かしていきましょう。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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