日差しが強くなる季節、気になるのが「日焼け」や「シミ・そばかす」。
できることなら、自然な方法で防いで、できてしまった後もやさしくケアしたいですよね。
自然療法では、肌トラブルは一時的な表面的な問題ではなく、血液の汚れや内臓の疲れ、生活習慣の乱れからくるものと考えます。
今回は、自然療法の視点から「内側」と「外側」の両面からできる美肌ケアをご紹介します。
目次
【内側ケア】血液をキレイにして、くすみにくい肌に
肌は内臓の鏡です。食べたものや生活習慣がそのまま肌に現れるとも言えます。
自然療法では、血液をキレイにすることが美肌の基本とされています。
血液がきれいになれば、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が正常になり、くすみやシミができにくくなります。
はと麦で内側から肌ケア
東城百合子さんの『家庭でできる自然療法』では、はと麦の効果について次のように紹介されています:
はと麦は皮膚病を治す良薬。煎じて飲んだり、ごはんに混ぜて食べると、内側から肌がキレイになります
たとえば、
- 玄米とはと麦を混ぜて炊く
- すりごまをふりかけてよく噛んで食べる
- はと麦茶を常備して飲む
といった形で、日常的に少しずつ取り入れるのがポイントです。肌だけでなく、腸内環境やむくみにも良い影響を与えてくれます。
腸・睡眠・身体を温めることが美容を支える
大森一慧さんの『自然治癒力を引き出す食事と手当て』でも、次のように紹介されています:
便秘を解消し、腸内をキレイにすることがいちばん。夜ふかしをせず、ぐっすり眠って肌の新陳代謝を活性化させることも大切です。足湯や腰湯で血の巡りを促し、肝臓や腎臓の働きを強化することも、美容効果につながります。
つまり、美肌のためには
- 腸内を整える(発酵食品や食物繊維をとる)
- 夜はしっかり眠る
- 足湯や腰湯で血の巡りを良くする
といった毎日の基本習慣こそが一番のスキンケアになるんですね。自然療法は「身体の中を整え、血液をきれいにすること」で肌にもアプローチするんです。
【外側ケア】日焼け後の炎症をやさしく鎮め、めぐりを整える
日焼けは、肌が炎症を起こしている「軽いやけど」のような状態。
この炎症を放っておくと、色素沈着やシミの原因になります。
ここでは、植物の力を借りてやさしく鎮めるケアと、血流や内臓の働きを助ける温熱療法をご紹介します。
ビワの葉エキスのコットンパック
- 冷蔵庫で冷やしたビワの葉エキスを、コットンに含ませてパックします(濃いと感じる方は薄めて使ってください)。
- ヒリヒリした肌をやさしく鎮め、炎症を抑える効果があります。
ドクダミエキスのローション
- 抗菌・抗炎症作用があり、肌の修復を助けます。
- エキスを2〜3倍に薄めて、コットンパックやパッティングに使います。
※注意点
どちらのエキスにもアルコールが含まれており、赤ちゃんの肌には適していません。
また、敏感肌の方は、必ずパッチテストを行い、異常がないか確認してからご使用ください。
腰湯・足湯で内臓を温める
腰湯や足湯は、血の巡りを促し、肝臓や腎臓の働きを助けてくれます。肌の代謝にも関わる大切なケアです。
- 腰湯は、みぞおち〜下腹までを温め、内臓機能の回復や冷えの改善に。
- 足湯は、手軽にできてリラックス効果も高く、末端の血流を促進します。
夜のリラックスタイムに取り入れると、睡眠の質も高まり、肌の修復にもつながります。
【まとめ】自然療法は、日々の積み重ねで肌に差が出る
- 食事で血液をキレイに
- 腸・睡眠・冷え対策で体の内側から美しく
- 植物の力と温めケアで外側からもやさしく整える
高価な化粧品に頼らなくても、自分の中にある「自然治癒力」を引き出せば、肌はしっかり応えてくれます。
自然療法を取り入れて、内側から輝くような肌を目指しましょう。
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