「膝関節症の痛みにも、薬を使わずにできる方法はありますか?」
そんなご質問をいただきました。
痛みがあると、つい痛み止めに手が伸びてしまいますが、
自然療法では「痛み」を、身体からの大切なサインと考えます。
それは「流れが滞っていますよ」という、身体の声でもあるのです。
東城百合子先生の教えから学ぶ「痛み」の正体
東城百合子先生の著書『家庭でできる自然療法』には、こんな一節があります。
「痛みは一般に毒素が流れないで滞り、酸性化し、その部分の血管や細胞組織に血液が流れなくなる。そのために神経が圧迫され、炎症をおこし痛みがおきる。そこで生姜湿布をすると、その部分の血行を盛んにしてくれ、痛みがとれていく。だがまず浄化槽の肝臓・腎臓を温めてから患部をします。」
つまり、痛みをやわらげるには、まず身体の「血液の流れ」を整えることが大切なのです。
痛みをやわらげる自然療法のステップ
膝の痛みがあるときは、次の順番でお手当をしてみましょう。
- 肝臓と腎臓に生姜湿布をあてる
→ 血液の「浄化槽」と言われる臓器を温めて、血液をきれいにし流れを促します。 - その後、膝(患部)に生姜湿布をする
→ 滞っていた血流が盛んになり、炎症や痛みをやわらげます。 - 仕上げに芋パスターをあてる
→ 熱や炎症を吸い出し、鎮める働きがあります。 - 便通をよくする
→ 身体の老廃物を外に出すことで、血液もさらにきれいになります。
姿勢と全身のバランスも大切に
痛みのある部分だけを見てしまいがちですが、膝の痛みは身体全体の歪みからきていることも少なくありません。
姿勢を正し、無理のない範囲で身体を整えていくことで、血液や気の流れもスムーズになります。
まとめ
痛みを抑えることに意識が向きがちですが、自然療法では「痛み=流れが滞っているサイン」ととらえます。
血液をきれいにし、めぐりを良くすることで、身体は自らの力で回復へと向かっていきます。
まずは、肝臓・腎臓を温めることから始めてみましょう。
あなたの身体は、きっとその温もりに応えてくれます。
本記事は、東城百合子先生の著書『家庭でできる自然療法』の内容をもとに、筆者の実践経験を交えてご紹介しています。医療行為や治療を目的としたものではありません。
痛みが強い場合や長引く場合は、医療機関での診断も併せてお受けください。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
ただいま 自然療法に興味のある仲間を募集中!
無料メルマガ講座 では、実践に役立つ情報や体験談をお届けしています。
下のフォームからメールアドレスだけでも登録できますので、ぜひお気軽にご登録ください♪