自然の恵みを活かして健康に!野草企画第4弾はセイタカアワダチソウ!開催報告

毎回大人気になってきた野草企画も第4回目となりました。

公害・薬害を出してくれる野草「セイタカアワダチソウ」

「セイタカアワダチソウ」っていう野草をご存知ですか?

アトピーのかゆみもとり、今まで使って身体に溜まっている薬毒や公害も出して体を楽にしてくれるそうです。

自然療法を始めると、細胞が動き出して、いままで溜まっていた老廃物を出せるようになるのですが、このデトックス症状がなかなか大変です。

かゆみがおさまらなくて眠れなくなったり、咳が止まらなくなってしまったり、デトックスだとわかっているから、薬に頼りたくないけど、でもかといってすぐに楽にならないのはとってもつらいですよね。

セイタカアワダチソウは、河原や空き地などに群生し、高さは1〜3mにもなります。収穫期は9月末から10月初旬に黄色い花の穂が出てきた頃です。毒素を引き出してくれるのは酵素の働きですが、花が咲くと花にエネルギーをとられて酵素の効果が減ります。穂の開花前が一番酵素が多いので、この頃に、蕾も茎も葉も一緒に頭から30cmくらいを刈り取りましょう。少し遅れて、開花していたとしても、茎や葉にも酵素があるので、入浴剤に十分使えます。

食事療法と自然のお手当とこのセイタカアワダチソウのお風呂で、不用物が出て治っていきます。お風呂に入れて熱くし、水をさすとブクブクと泡が出ます。この泡が酵素で、公害・薬害の毒を出します。」

(東城百合子:自然治癒力を引き出す「野草と野菜」のクスリ箱、三笠書房より)

実は、セイタカアワダチソウはとっても身近なところにあります。

なんとなくみたことがあるよという方も多いと思うのですが、オオアワダチソウやブタクサという種類もあって、見分けるのがなかなか大変です。

今回も自然の専門家あきらさんにきていただいて、一緒に見分け方から教えてもらいました。

刈り取ったセイタカアワダチソウはお日様にあてて乾燥させていただきたいので、今回は事前に刈り取って乾燥させたものをご用意して、お茶にして飲んでみたり、手浴をすることで、自宅に戻ってから入浴剤として活用するイメージをつかんでいただきたいなと思って準備しましたー。

当日の様子

前日までの大雨がうそみたいにきれいな青空でした!
定員を超えて、14名の方にご参加いただきました!

集合場所でトイレを済ませ、採取地の当別自然再生地へそれぞれの車で移動します。

現地に到着し、あきらさんにセイタカアワダチソウとオオアワダチソウの見分け方を教えてもらい、早速周りを見渡してみます。

セイタカアワダチソウは細かい毛が茎にも葉にもついていて、触るとごわっとします。オオアワダチソウはつるっとしています。

オオアワダチソウの方が先に花が咲くので、その花が終わりかけの時期にセイタカアワダチソウにつぼみがついて花が咲きます。

毛がはえていて、つぼみのものを選んで、摘んでいきました。

入浴剤に使うために、上から30センチくらいを刈り取っていきます。
黄色いお花畑に埋まっていく参加者さんたちが可愛いです。

小学生はほぼ埋まります(笑)

みなさん、セイタカアワダチソウのことは知っていたけど、見分け方がよくわからなくて・・・とおっしゃっていたので、こうしてみんなで教えてもらいながら刈り取れるってすごくいいなと思いました。

ヒシの実もとれるんだよ!と教えてもらって、沼地へ。
蓮の葉みたいに浮かんでるんですね〜。
ひっくり返して、ヒシの実をこうやってとるんだよと教えてもらいました。

またまた移動して、西当別コミュニティセンターへ

あっという間に持ってきた袋いっぱいにセイタカアワダチソウを収穫でき、そのままコミュニティセンターの調理室へいきます。

先週、マエマコが刈り取って1週間ほど乾燥させたものを、刻んで、お茶パックに入れていきます。

そして、水から入れて、弱火で煮出していきます。

沸騰すると、効能が下がってしまうので、湯気が出るくらいまで温めます。
すると、うすい緑色のお茶ができました。

すごーい!

恐る恐る飲んでみると・・・

「意外においしい!」

もっと苦いかと覚悟していたのですが、飲みやすいお茶でした。
ちなみに二番煎じのお茶は苦かったです。

セイタカアワダチソウで手浴をしてみる

お茶を飲んだ後、そのお茶パックを使って、手浴用のお湯を作ります。

これも、水から入れて、沸騰させないように温めていきます。

お茶を入れた後なのに、色が出てきていますね。
温度を確かめながら手を入れてみます。

お湯がまろやかに感じられて、そんなに長時間はつけていなかったのですが、「手がさらっとする」という感想をいただきました。

好転反応について説明しました

そして、浄化作用のあるセイタカアワダチソウを身体に入れたり、入浴剤として使うと、好転反応・デトックス反応と呼ばれる症状が出る可能性について説明させていただきました。

老廃物が身体から出るということは、小便・大便で出す以外にも何らかの症状が出てきます。皮膚から出ればかゆみになりますし、呼吸器から出れば咳や痰になります。鼻水が出たり、目やにが出たり、出てくる症状は様々ですが、その人の弱いところから出やすいです。

症状が出た時にどのように対処するかは、過去の記事に書いてあるので、どうぞ参照してください。

せっかく老廃物を出そうとしている身体を手助けして、血液をきれいにしていきたいですよね。

参加者さんの感想

Aさん

セイタカアワダチソウの事が改めて好きになりました♡

Bさん

お茶を作ってみます!楽しかったです!お茶おいしかった!

Cさん

その辺に生えているものでお茶にして飲む体験で、ちょっと生きる力が増した気がする。

Dさん

楽しかったです!自分でもお茶や入浴剤が作れるなんてワクワクしますね。また参加したいです。

Eさん

外来種をうまく利用できることに感動しました

外来種だから、あまり好きじゃなかったという意見が多く、なるほどなと思ってしまいました。その効能や効果を自分で知って活用してみると、また違った視点で見る事ができますよね。

身近にあるものを取り入れながら、健康に近づいていきましょう。

ぜひぜひ次の企画も楽しみにしていてくださいね。
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