紫外線に負けない肌づくり|シミ・そばかす対策は腸と肝臓のケアから【自然療法】

紫外線が強くなるこの季節。シミやそばかすをなんとかしたい!とケアに励んでいる方も多いのではないでしょうか?

先日、小学生高学年の女の子を育てるお母さんから、こんな相談を受けました。
「娘が、自分の肌が荒れていると気にしていて、シミやそばかすが多いと嘆いています。以前、“肌をきれいにするには腸をきれいにすればいいよ”と伝えたら、今度は“どうすれば腸がきれいになるの?”と聞かれて…」

今日は、自然療法の視点から、内側から肌を整えるヒントをお届けします。
腸や肝臓を整える食べ方や、おすすめの食材についてもご紹介しますね。

お肌の不調は、内臓からのサイン?

シミやそばかす、肌荒れは、外側からのケアだけではなかなか改善しません。
実は、お肌の状態は腸や肝臓、血液の状態と深く関わっています。

・便秘がち → 老廃物が排泄されず、肌にも影響
・肝臓が疲れている → 血液が汚れて肌に炎症やくすみが出やすい
・甘いもの・添加物・肉のとりすぎ → 肝臓に負担

自然療法では、「お肌は腸と肝臓の鏡」と考えます。
だからこそ、身体の中から整えていくことが、美肌への近道です。

美肌のカギは「よく噛んで、少食に」

まずできることは、とてもシンプル。
“よく噛む”こと、そして“食べすぎない”ことです。

胃腸に負担をかけない食べ方をすることで、
・消化吸収がスムーズに
・老廃物の排出が促され
・肝臓や腸のはたらきが整いやすくなります

「何を食べるか」よりも「どう食べるか」も、大切にしてみてくださいね。

はと麦・玄米・ごまは美肌の味方!

東城百合子さんの書籍には、ソバカス・しみ対策として次のように紹介されています。

玄米にはと麦を混ぜて炊き、ごまをかけてよく噛んで食べる。
はと麦をお茶にして飲んだり、はと麦粉ともち米粉をまぜて団子にして食べたりと、
はと麦を少しずつ毎日利用すると良い。これは多量に食べすぎると精がつよいので、たくさんではなく30〜40gずつ毎日、気長に食べます。

東城百合子:家庭でできる自然療法(改訂版),あなたと健康社,2023.

◎おすすめの取り入れ方:

  • 玄米に2〜3割のはと麦を混ぜて炊く(すりごまをかけてよく噛む)
  • はと麦茶を常備する
  • はと麦粉+もち米粉でお団子に(自然なおやつに)

身体の中から余分なものを流し、巡りを良くする食材として、日々の食事に少しずつ取り入れてみてください。

肝臓が元気だと、肌もきれいになる

肝臓は「血液をきれいにする臓器」です。
脂っこいものや添加物の多い食品、果物のとりすぎなどが重なると、肝臓の細胞が疲れてしまいます。

肝臓が疲れると、血液中の不要物(老廃物)がうまく処理できず、そのまま皮膚に現れるようになります。

  • お肉やお菓子を控える日を作る
  • 添加物の多い市販品より、できるだけ手づくりに
  • 玄米(胚芽が多いもの)や豆類、野菜を中心にした食事を心がける

「肝臓を助ける食事=肌を整える食事」です。
いきなり完璧を目指さず、「ちょっと減らす・ちょっと増やす」から始めてみましょう。

まずは“気づいて、変える”一歩から

「どうしたら腸がきれいになるの?」と問いかけてくれた女の子のように、
子どもたちはちゃんと、自分の身体と向き合おうとしています。

大人ができることは、食べものの大切さや身体の仕組みを、できる言葉で伝えてあげることかなと思います。

毎日の食事が、身体も肌も整えてくれる
そのことを、親子で一緒に体感できるといいですね。

まとめ

  • 紫外線対策は外側からだけでなく、内側からのケアがとても大切
  • 腸と肝臓を整えることで、肌の調子も自然と整っていく
  • よく噛んで、少食に
  • はと麦や玄米、ごまを少しずつ取り入れて、身体のめぐりをよくする
  • 子どもと一緒に“食べることの意味”を学んでいこう

\ 次回は、肌の外側からの自然療法(洗顔・こんにゃく湿布)をご紹介します!/
お楽しみに♪

自然療法を始めると、薬に頼らず体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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