「生理って、ほんとにめんどう…」
そう感じている方、きっと少なくないと思います。
私自身、若い頃はそう思っていました。
お腹は痛いし、重だるいし、予定もくるってしまう。
つい、「なければいいのに」なんて思ってしまったこともありました。
でも、自然療法と出会い、自分の身体の仕組みに目を向けるようになってから、
生理は“命を育む準備”なんだということに気づいたのです。
目次
生理は、命を迎える準備期間
女性の身体は、月に一度、子宮の中をお掃除して、次の命を迎えるための環境を整えています。
それが「生理」という働きです。
もし妊娠が成立しなかったとき、前の周期で厚くなった子宮内膜をやさしく排出して、
新しい周期に向けて子宮を整えているのです。
言い換えれば、生理とは
「赤ちゃんを迎える場所を、きれいに準備する時間」なんですね。
この仕組みに気づいたとき、
私は自分の身体がいとおしく思えて、じんと胸が熱くなりました。
妊娠〜出産は、奇跡の連続
私たちが生まれてきたことも、
そして誰かをこの世に迎えることも、
本当に奇跡のようなことです。
ひとつの小さな命が、女性の身体の中で育まれ、
時間をかけて成長し、無事に生まれてくるまで——
いくつもの奇跡が重なっています。
そのすべての土台となるのが、生理を通じた“身体の整え”です。
そう思うと、生理がどれほど大切な役割を担っているのかが、自然と伝わってきます。
生理中は「内なる浄化と再生の時間」
でも、だからといって、生理中をいつも通りに過ごすのは
身体の仕組みとしてはちょっと無理があるんです。
排泄モードになっている生理中の身体は、
とても繊細で、エネルギーを内側に向けています。
「疲れやすい」「だるい」「感情が揺れやすい」──
それは、あなたが弱いからではなく、ちゃんと身体が働いている証拠。
この時期こそ、がんばるより、
やさしく自分をいたわることが必要なんです。
自然療法で生理をラクにする暮らし
自然療法の中には、生理をやさしく支えてくれる知恵がたくさんあります。
たとえば、
- こんにゃく湿布でお腹や腰をやさしく温める
- 梅醤番茶で内臓の冷えを整える
- 足湯や半身浴で血流をうながす
- 冷たいものや砂糖を控える食事で血をめぐらせる
中でも私がよく使うのが、こんにゃく湿布です。
アツアツにゆでたこんにゃくをタオルで包み、
お腹と腰をじんわりと温めてあげると、身体の奥からゆるんでいくのがわかります。
痛みがすっとやわらいで、
「はぁ〜…」と呼吸が深くなるあの感覚。
こんにゃくのやさしい温かさに、身体も心も助けられています。
こうしたお手当や暮らしの見直しを続けていくうちに、
「生理が軽くなった」「鎮痛剤を飲まずにすんだ」という方がたくさんいらっしゃいます。
生理の不調は、“身体からのサイン”。
自然療法は、そのサインにやさしく寄り添いながら、根本から整えていくお手伝いをしてくれるのです。ンにやさしく寄り添いながら、根本から整えていくお手伝いをしてくれるのです。
生理は、身体と心の声に耳をすます時間
生理は、毎月の“デトックスタイム”。
外へ向けていた意識を、少しだけ内側に戻して、
自分の心と身体にやさしく耳をすます時間です。
「今の自分、ちょっと無理してたな」
「疲れてるのに、気づかないふりしてたな」
そんな小さな気づきが、生理のときに浮かんでくること、ありませんか?
生理は煩わしいものではなく、
**“自分を整える大切なタイミング”**なんです。
命のつながりを、次の世代にも
自分の身体を大切にすること。
生理を味方につける暮らしをすること。
それができたとき、私たちは
「命のすばらしさ」や「身体のちから」を、
子どもたちにも自然と伝えていけるのだと思います。
「生理って、めんどうじゃなくて、すごいんだよ」
そんなふうに、やさしく伝えていけたら──
きっと未来は、もっと健やかで、のびやかになるはずです。
🌿お話会のご案内
来週、そんな生理の見方をやさしく見直すための「生理のお話会」をひらきます。
身体の声に耳をすます時間、ぜひ一緒に過ごしませんか?
(詳細はこちら ▶︎ 家族5人北海道移住生活~小さな自給自足~さんのブログです)
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何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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