しゃっくりに効いた自然療法|子どもに生姜湯を飲ませたらすぐ止まった話

子どものしゃっくりが止まらない夜に

ある夜、子どものしゃっくりが止まらなくなりました。
最初は笑いながら様子を見ていたのですが、だんだん間隔が短くなり、話すのもつらそうに。本人も「苦しい…」と眉をひそめていて、見ているこちらも不安になってきました。

何かできることはないかな?と思い、棚から取り出したのが、東城百合子先生の『家庭でできる自然療法』の本でした。

「シャックリが止まらない時」に書いてあったこと

該当のページには、「シャックリが止まらない時」という見出しがあり、こう書かれていました。

柿のヘタの干したもの10個分を200ccの水で2/3になるまで煎じて飲む。柿のヘタがない時は、生姜約3gをおろして湯を加え温かいうちに飲む。
漢方のシャックリを止める“柿帯湯(シテイトウ)”はこの両方の材料を用いたもので、重症のシャックリに用いられています。
また、青菜の汁やレンコンのしぼり汁のようなアルカリ性の強いジュースを盃2〜3杯のみ、それと同時に大きく腹で呼吸するとか、ちょっとの間、呼吸を止めるのもよい。
ビワの生葉を胸の苦しいところと背中に貼る(表面を肌に)方法も。

東城百合子:家庭でできる自然療法(改訂版),あなたと健康社,p363,2023.

なんて心強い情報…!と思いながらも、我が家には柿のヘタのストックはなく。
そこで、生姜湯を試してみることにしました。

生姜湯を作ってみることに

「試してみる?」と子どもに聞くと、「やってみたい」とのこと。
さっそく、生姜をすりおろしてお湯を注ぎました。

作り方(我が家の分量)

  • 生姜:約3g(小さじ1弱くらい)をすりおろす
  • 熱湯:100〜150mlほど注ぐ
  • はちみつ:ほんの少し加えて飲みやすく

※1歳未満のお子さまには、はちみつは絶対に使わないようご注意ください。

飲んだあとの変化にびっくり!

飲んだあと、子どもはこう言いました。

はちみつが入ってるから飲めたけど、薬みたい。でも、温かいうちに飲める分を一気に飲んだよ

それから数分後、不思議なことにしゃっくりがピタリと止まっていたのです。
「あれ?止まったかも?」と2人で顔を見合わせて、「え〜すごいねこの方法!」とびっくり。
その後、4〜5時間ほどはまったくしゃっくりが出ず、いつも通りに過ごせました。

再びしゃっくりが出てきたときも、それほどひどくはなく、また生姜湯を飲ませると自然と落ち着いていきました。

自然療法のすごさを、あらためて感じた

「しゃっくりくらいで…」と思われる方もいるかもしれません。
でも、苦しそうな子どもを前に、薬を使わずにできることがあるというのは、本当に心強いことだと感じました。

もちろんすべてのしゃっくりに効果があるとは限りませんが、我が家では生姜湯がとてもよく効いてくれました。
東城先生の本に出会えていて本当によかった…そんな夜の出来事でした。

自然療法は「やさしいケアの引き出し」
おうちにあるもの・季節の恵みを活かして、身体がもともと持つ力を助けてくれる方法だと感じます。
子どもの身体と向き合うとき、すぐに薬ではなく、まずは自然の知恵に耳を澄ませるという選択肢も、これからも大切にしていきたいなと思います🍃

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

ただいま 自然療法に興味のある仲間を募集中!
無料メルマガ講座 では、実践に役立つ情報や体験談をお届けしています。
下のフォームからメールアドレスだけでも登録できますので、ぜひお気軽にご登録ください♪

今すぐメルマガを読んでみたい!と思われた方はこちらから

元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方無料メルマガ講座

なお、iCloudのメールアドレスはメールが届かない場合がございます。Gmail・yahoo・その他Webメール等をご利用くださいますようお願いいたします。