今日は、よくクライアントさんから聞くこんなお悩みについて、お話ししたいと思います。

つい家族のことを優先してしまって、いつも自分は後回しです…

疲れすぎてしまって、もう何もできないんです・・・
その気持ち、すごくよくわかります。
私のまわりにも、やさしい人・がんばり屋さん・そしてHSP(繊細さん)の気質を持った方が多く、
「人に気を使いすぎて、疲れてしまう」
「無理して笑っている自分に、あとで気づいて落ち込む」
そんな声をたくさん聞いてきました。
目次
「自分を大切にする」って、どうやるの?
「もっと自分を大事にしてね」
そんな言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
でも実際には、それがいちばん難しかったりしませんか?
人の期待を裏切りたくなくて、
「ちゃんとしなきゃ」
「役に立たなきゃ」
そんな想いで、自分を後回しにしてきたからこそ、どうやって「自分を大切にする」のか、わからなくなっているんですよね。
自分を大切にするには、「本音」を知ることから
そんなとき、ヒントになるのが、武田友紀さんの『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』です。
この本の中で紹介されていた「自分の本音を知る3つの方法」が、
とてもやさしくて、深くて、そして実践しやすかったので、今日はご紹介させてください。
本音に気づく3つの方法(武田友紀さんの著書より)
① 言葉を手がかりに読み解く
自分が心の中で思っている言葉に、そっと耳を澄ませてみてください。
「こうしたい」と思っているのか
「こうしなきゃ」と思っているのか
この違いが、本音と建前を見分けるヒントになります。
たとえば…
- 「ご飯作らなきゃ」→どこか義務感がある、しんどい
- 「今日はあのスープが飲みたいな」→自然に湧いてくる願い、ほっとする感覚
「しなきゃ」は、自分以外の誰かの期待に応えようとしているとき。
「したい」は、自分の本音が出ているとき。
そんなふうに、自分の中の声を“選ぶように聞く”ことが大切です。
② 繊細な感覚を感じる
HSP(繊細さん)の大きな特徴のひとつに、「感覚の鋭さ」があります。
これは短所ではなく、むしろ本音に近づくための大切な力。
「こうしたい」と思ったとき、
あなたの身体はどんな感じがしますか?
肩の力がふっと抜けたり、
息が深く吸えたり、
お腹のあたりがあたたかく感じたり――
言葉にならないけど「なんだか気持ちがいい」感覚があるとき、
それは身体が「うん、それがいいよ」と言ってくれているサインです。
逆に、窮屈な感じがする、暗い感じがするという時は、「こうしたい」という思いはあるけれど、「少なくとも今はやりたくない」ということです。
③ 自分と会話する(幼い自分とつながる)
自分との対話は、とてもシンプルで、でも深い癒しにつながる方法です。
特におすすめなのが、お腹のあたりに意識を向けて“幼い頃の自分”と対話すること。
🌱 やってみましょう
- 静かな場所で、目を閉じて深呼吸します
- お腹に手を当てて、そこに意識を向けます
- 幼い頃の自分――2歳〜小学生くらいのあなたをイメージします
- その子に、そっと問いかけてみましょう
「今、どうしたい?」「なにがつらいの?」「どうしてほしい?」
幼い自分は、本音そのものです。
「疲れたよ」「がんばりたくないよ」「抱っこしてほしい」
そんなふうに言ってくるかもしれません。
大切なのは、否定せずに「うん、そうだったんだね」って同意してあげること。
それだけで、心がふわっとほどけてきます。
自分を大切にすることは、わがままじゃない
私たちはつい、「人に迷惑をかけないこと」を優先してしまいます。
でも――
自分を大切にして、元気でいることが、
いちばんの「人にやさしくする方法」なのだと思います。
疲れているときに無理にやさしくするのではなく、
自分が満たされているからこそ、自然なやさしさがにじみ出る。
だからこそ、まずは“自分を大事にする”を、勇気をもって選んでみてほしいのです。
おわりに|今日からできる「私を大切にする」こと
・疲れたら、10分でも横になる
・お茶を飲むときに、ふぅっと深呼吸する
・「私、今日もよくやったね」と声をかけてあげる
そんな小さなことからで大丈夫。
本音に気づき、「私」を取り戻していく旅の、やさしい一歩になりますように。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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自分を大事にしようって思っても、どうしたらいいかわからなくて…