便秘に悩む人必見!玄米を美味しく食べて消化力を高める方法

玄米は消化に悪いと聞いたのですが・・・

メルマガ読者さんからご質問がありました。いつもありがとうございます!

Nさん

玄米はミネラルも豊富で血糖の急上昇もなく体にいいと言われていますが、消化が悪く人によっては便秘になったり悪い影響が出ることもあるという意見もありますよね。

基本的によく噛むということが大事だとは思うのですが、玄米の消化が悪いということについてもう少し詳しく教えてほしいです。

玄米はほぼ完全栄養食と言われるくらい栄養価が高いのですが、炊き方や食べ方によっては硬さが残り、消化が難しくなることがあります。ここでは、玄米の消化をよくするための方法を紹介します。

玄米の消化をよくする炊き方・食べ方・暮らし方

玄米をやわらかく炊くコツ

  1. 玄米を炒る: 玄米を軽く炒ってから炊くと、柔らかく炊き上がります。炒ることで、玄米の香ばしさも引き立ち、一層美味しくなります。
  2. 圧力鍋を使用する: 圧力鍋で炊くと、玄米がふっくらと柔らかく炊き上がります。圧力鍋を使うことで、短時間で調理ができる点もメリットです。
  3. 分づき米にする:3分づきや5分づきにすることで、白米とほとんど変わらない炊き上がりなのに、栄養価は白米よりも高くなります。
  4. 白米と混ぜない: 白米に玄米を混ぜて炊くと、玄米の硬さが残ってしまうので、私はお勧めしません。別々に炊いて、食べるときに混ぜるのはいいと思います。

咀嚼回数を増やす

玄米は硬いので、十分に噛むことが大切です。
健康な人でも一口30回以上は噛むことをお勧めします。
口の中でお粥を作るイメージで、たくさん噛んでみましょう。
特に消化器系の症状がある人や病気の人は、200回以上噛むことが重要です。
200回噛むのはなかなか大変なので、玄米の上澄みやお粥にすることで、食べやすく消化も良くなります。

水分摂取と脂質のバランス

玄米は不溶性食物繊維を多く含んでおり、便通を整える効果があります。
ですが、水分や脂質が不足していると、便が詰まりやすくなることもあります。

水溶性食物繊維である海藻もおすすめです。
玄米を食べる際には、十分な水分を摂取し、良い脂質も合わせてとることを心掛けましょう。

睡眠と副交感神経

睡眠時間が短いと交感神経が優位になりやすく、腸も緊張して動きにくくなります。

睡眠をしっかり摂ることで、副交感神経の働きを優位にし、腸の蠕動運動を活発にすることも重要です。しっかりと休息を取りましょう。

胃腸の休息

消化が悪いと感じる場合、胃腸が弱っている可能性があります。
食べ過ぎず、胃腸を休めることも大切です。

まとめ

身体によいと言われているものでも、食べ方によっては、逆に身体に悪い影響を及ぼすこともありますよね。私はいつも玄米をお勧めしていますが、その人の体調や好みによっても変わってくると思います。

玄米を効果的に消化するためには、玄米の特徴や身体の仕組みを知ったうえで、ご自分にあった方法を見つけられるといいと思います。ぜひいろいろな方法を試してみてください。

私が玄米を食べ始めたのは、息子の喘息の薬をやめようと思った10年以上前からです。玄米を食べ続けていられるのは、やっぱり美味しいからです。自分好みの美味しい炊き方を見つけて、消化によい方法で食べていただけると、玄米生活が楽しくなってくると思います。無料メルマガでは、みなさんからの質問や体験談も受け付けています。興味がありましたら、ぜひご登録ください。

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