玄米で貧血予防はできますか?

玄米には、白米よりも栄養素が多く含まれています。

そのうちの一つに「鉄」という栄養素があります。

「鉄」は血液の赤血球の中で、タンパク質と結びついてヘモグロビンとなります。

ヘモグロビンは酸素と結びつくので、肺から酸素を受け取って、全身を巡りながら必要なところに酸素を届けます。酸素を届けた後は、二酸化炭素を受け取って、肺に戻ります。肺で二酸化炭素を手放して、また酸素を受け取って・・・と巡っています。

「鉄」が少なくなってしまうと、鉄欠乏性貧血という「貧血」の状態になってしまいます。

最初の症状としては、頭痛・めまい・眼球結膜(白目のところ)が白くなる、動悸、息切れ、疲労感が出てきます。

鉄が不足する原因は、取り入れる量が不足すること以外にも必要な量が増えること(授乳とか、成長期とか)、出血量が増えること(月経の量が増える、病気によって出血している)などがあります。

女性の場合は、毎月の月経でも出血しているので、食事で取り入れていくことができないと、貧血になりやすいです。

じゃあ、鉄ってどんな食材に含まれているの?っていう話になるのですが、ここで私がお勧めしたいのは玄米です(玄米以外にもレバーやあさりの水煮、赤身肉や赤身の魚、貝類など、植物性食品では小松菜やほうれん草などの葉野菜のほか、豆類や海藻類は、鉄を多く含むといわれています)。

玄米には白米の約2.6倍の「鉄」が含まれているそうです。(日本食品標準成分表2020版(八訂)より)

ということは、普段の主食を白米から玄米にするだけで、毎日「鉄」を補うことができるんです。

そして、ビタミンCと一緒に摂ると「鉄」の吸収率は上がります。
さらに、よく噛むことで消化を助けてくれます。

玄米の栄養素は他にもたくさんありますが、貧血予防にもなるんですよ。
貧血でお悩みの方、玄米を試してみませんか?

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