玄米より大切なこと|子どもに伝えたい「一口30回」の習慣

「玄米は身体にいい」と思って、家族の食卓にも積極的に取り入れてきました。
でも先日、自然療法の師匠・ふさ子さんからこんな言葉をいただいたのです。

「子どもに玄米を食べさせなくてもいいよ。それより一口30回、よく噛むことをクセづけてあげようね。」

その瞬間、ハッとしました。
玄米が身体によいことは知っていても、“よく噛むこと”の大切さを、つい忘れていたように思います。

玄米は「よく噛む」前提の食べ物

玄米は確かに栄養価が高く、食物繊維やミネラルが豊富です。
けれど、よく噛まないと消化が難しく、小さな子どもにとっては胃や腸の負担になることも。

ふさ子さんは、

「玄米はね、よく噛まないと胃の仕事を増やしてしまうの」

と教えてくださいました。

健康のために良かれと思っていたことが、子どもの身体にとっては負担になっていたかもしれない。
そのことに気づかせてもらいました。

無理せず、心地よく

玄米が硬く感じるときは、七分づきくらいに精米すると白米に近い食べやすさになります。
それでもしっかり噛めば、玄米の栄養もほどよく取り入れられます。

体調がすぐれないときは、玄米おかゆもおすすめ。
香ばしくてやさしい味わいで、胃にも心にもほっとする一杯です。

「一口30回」を暮らしの習慣に

ふさ子さんからもうひとつ教わった言葉があります。

「早食い、早飲み込みが病気のもと。」

よく噛むことで、唾液が消化を助け、満腹感も得やすくなります。
そして、噛むというリズムは心を落ち着かせ、脳にもやさしい刺激を与えてくれます。

我が家では、子どもと一緒に「最初の一口は30回噛んでみよう」と声をかけて食べ始めています。
意識すると30回噛むことはできるのですが、
白米のときは2〜3口で飲み込んでしまうことも多く、
「やっぱり、ゆっくりよく噛むって大切だな」と改めて感じました。

子どもたちも一緒に数えながら噛むと、楽しそうに、よく噛んで食べてくれるように。
忘れる日もありますが、子どもたちと一緒に食べる時間こそ、
「よく噛むこと」を意識できる大切なひとときだと思っています。

今日からできる、よく噛む工夫

・家族みんなで「最初の一口は30回」を数えてみる
ゴボウ、レンコン、にんじんなど、噛みごたえのある根菜をおかずに取り入れる
・一度にたくさん口に入れず、小さくよく噛んで味わう

小さな工夫を重ねることで、食事の時間がもっとやさしく、豊かになります。

噛むという小さな動作の中に、
身体と心、そして脳を整える大きな力がある。
そんなふうに感じています。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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