先日、「かゆみを整える 皮膚が喜ぶ やさしい自然療法」というテーマで、オンライン講座を開催しました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
講座の様子
講座では、日々のケアに活かせる自然療法の基本や、身近な植物エキスの使い方についてお話しました。
かゆみや乾燥といった皮膚の不調に、どのように自然の恵みを使ってアプローチできるか、
具体的な例や実体験も交えながらお伝えしました。
使ったスライドを少しご紹介します！
印象的だった質問と回答
参加者の方から、こんな質問がありました
普段消毒を使うので、手は乾燥気味ですが、保湿剤よりも○○エキスのような自然なものの方がいいですか？
チン器などはアルコールを使用して作ると思いますが、それは消毒のアルコールとは別で皮膚には問題ないのですか？
このご質問に対して、私は以下のようにお答えしました…
私の考え方としては、
消毒のためのアルコールと、ビワの葉エキスのアルコールは、役割や使い方が違うものだと捉えています。
ビワの葉エキスは、長い時間漬けて抽出したもので、使う量もごく少量です。
そのため、多くの場合は皮膚への刺激は少ないですが、心配な方はパッチテストをしたり、薄めて使ったり、煎じ汁を選んでいただいて大丈夫です。
また、消毒のアルコールや保湿剤も、必要な場面では大切なものです。
ただ、皮膚が本来の働きを取り戻してくると、自分でうるおいを保つ力も少しずつ戻ってくることがあります。
その過程で、「できるだけ負担の少ないものを選ぶ」という視点が、自然療法の考え方なのかなと感じています。
おわりに
今回の講座を通して、自然な方法で自分の身体と向き合うことの大切さを改めて実感しました。
これからも、自分の体の声に耳を傾けながら、やさしいケアを大切にしていきたいですね。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい！」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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