パニック発作と、どう向き合っていけばいい?
「パニック発作とどう付き合っていけばいいか、ヒントがほしいです」
そんなご相談をいただいたのは、夏の暑さが厳しくなってきたある日でした。
パニック発作は、自律神経のバランスが大きく関係しているといわれます。
特に、猛暑の続く夏は、身体の中の「調節する力」がいつも以上に疲れてしまう時期。
そんなとき、心も身体も「もう無理しないで」と小さなサインを送ってくれているのかもしれません。
もし最近、「息苦しさ」や「不安感」「胸のざわざわ」などを感じていたら、
それは、あなたの身体からの自然な声。
「そろそろ、ゆっくりしようよ」という合図かもしれません。
クライアントさんも、すでにとてもよくご自身の身体に寄り添っていて、
だからこそ、「どう向き合っていけばいいか」その先のヒントを探していたのだと思います。
私自身も改めて学びたくなって、自然療法の師匠・ふさ子さんにこのことをたずねてみました。
自然の中で、ぼーっとしておいで
ふさ子さんは、少し笑いながら、でもまっすぐに、こんなふうに教えてくれました。
「海でも山でもいいの。とにかく自然の中に行って、何も考えずにぼーっとする。
それがいちばんの治療になるんだよ」
「自然に生かされているって気づいたとき、涙があふれてくるよ。
泣けたら、たくさん泣いていいの。涙が浄化になるからね」
「おにぎりとお茶を持って、自然の中に行きなさい。
余計なことは考えないで、ただ、ぼーっとしておいで」
シンプルだけど、深く沁みる言葉でした。
でもこの「ぼーっとする」ことが、
実はとても難しい時代に、私たちは生きているのだと、あらためて気づかされました。
「ぼーっとする」を思い出す
予定やタスクに追われ、
スマホを開けば情報が流れ込んでくる毎日。
そんな社会の中で、「何もしない時間」や「ただそこにいること」が
どれほど尊く、必要なものかを、つい忘れてしまいがちです。
でもきっと、頭の中がいつも忙しい人ほど、
自然の中でリセットすることが必要なのではないかと思います。
木々の葉が揺れる音に耳をすませたり、
波の音に身をまかせたり、
ただ空を見上げるだけでも、
心と身体は少しずつ、“本来の自分”に戻っていく。
自然とつながると、自分の中の「自然」も整いはじめる。
そんな気がしています。
この夏、自然に還って
パニック発作に限らず、
心や身体の不調を感じるときには、
「何かを足す」のではなく、
「本来の自分に還る」ことが大切なのかもしれません。
自然から離れれば離れるほどに、
心も身体も不具合が起きてくる。
それはまるで、根っこが乾いた植物のように──
潤いをなくしてしまうから。
だからこそ、この夏は、
ほんの少しでもいいから、自然の中に身を置いてみてください。
うまくいかなくても大丈夫。
ただ「ぼーっとする」ことに、どうか罪悪感を感じないであげてくださいね。
きっとその時間が、
あなたの内側を静かに、そしてやさしく整えてくれるはずです。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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