生理をもっとラクに。姿勢矯正で始める新しい経血トレーニング

姿勢のゆがみと、生理との意外な関係

経血トレーニングをブログでご紹介したところ、読者さんから貴重なコメントをいただきました。ありがとうございます!

身体のゆがみがあると経血を出しにくくなるので、経血トレーニングができるようになるまでに時間がかかるかもしれないですよ〜

確かに…と思い返してみると、私自身、以前に整体の仕事をしていた経験から、身体のゆがみと生理痛の関係にはとても敏感になっていました。
実際、自分も無意識のうちに「ゆがまないように気をつけていた」ことに気づいて、改めて納得しました。

というわけで今回は、経血トレーニングをもっとラクに、自然に行えるように、姿勢矯正にもつながる体幹トレーニングをご紹介します。
おうちで簡単にできるものばかりなので、「姿勢から整えて、生理もラクにしたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは、姿勢のゆがみがあるかチェックしてみましょう

  • 壁ピタ姿勢チェック
    壁に後頭部・肩・お尻・かかとをつけて立ち、違和感をチェックします。
    反り腰になっていたり、肩がつかなかったりしていませんか?

姿勢&骨盤を整える基本のトレーニング

首回し

首や肩の筋肉をゆるめることで、自律神経のバランスを整えたり、呼吸を深くする助けになります。上半身の緊張がほぐれることで、骨盤にも余計な力が入らなくなり、経血コントロールの感覚がつかみやすくなることも。

やり方
  1. 背筋を伸ばして、ラクに座ります(イスでも床でもOK)。
  2. 肩の力を抜いて、ゆっくりと頭を右に倒し、そのまま後ろ→左→前…と、大きな円を描くように首を回します
  3. 呼吸を止めないようにしながら、左右それぞれ3回ずつ。
  4. 「気持ちいいな」と感じるくらいのスピードで、ゆっくり動かしましょう。

ポイント:ゴリゴリ音がするときは、無理に動かさずに小さめの円で。
無理せず“心地よさ”を大事にしてください。

骨盤回し

骨盤まわりをやわらかくほぐしながら、血流やリンパの流れを促すシンプルな動きです。
日常生活のなかで硬くなりがちな股関節まわりを緩めることで、経血のスムーズな排出や、生理痛の緩和にもつながるといわれています。

やり方
  1. 足を肩幅に開いて、まっすぐ立ちます。
  2. 軽く膝をゆるめて、リラックスした状態に。
  3. 骨盤を中心に、フラフープを回すようなイメージで、右まわり・左まわりに各10回ずつぐるぐる回します。
  4. 呼吸は自然に、力を抜いて、気持ちよく動かしましょう。

ポイント:上半身はなるべく動かさず、骨盤まわりだけを意識して回すこと
朝や寝る前のルーティンにすると、続けやすいです♪

キャット&カウ(猫と牛のポーズ)

背骨や骨盤の動きを感じながら、体幹と呼吸を連動させるヨガの基本ポーズ。
姿勢改善に効果的で、自律神経をととのえたいときや、生理前後の体のだるさを感じるときにもぴったりです。

やり方
  1. 四つん這いになり、手は肩の下、膝は腰の下にセット。
  2. 息を吐きながら、背中を丸めておへそを見る(猫のポーズ)
  3. 息を吸いながら、背中を反らせて胸を開き、顔をやや上げる(牛のポーズ)
  4. ゆっくりと呼吸に合わせて、丸める→反らすを5〜6回繰り返します。

ポイント:動きの大きさよりも、呼吸と背骨の連動を感じることが大切です。
リズムがつかめてくると、とても気持ちよく感じられるようになりますよ。

ハンドニーストレッチ(四つん這い体幹調整)

骨盤と背骨の動きを感じながら、インナーマッスル(体幹)をやさしく目覚めさせるストレッチ。姿勢改善だけでなく、生理時の重だるさの軽減にもつながります。

やり方
  1. 四つん這いになります(手は肩の真下、膝は腰の真下に)。
  2. 息を吐きながら、右手と左足をゆっくりと伸ばします。
  3. 伸ばした状態で3〜5秒キープ。
  4. 息を吸いながら元に戻し、反対側(左手+右足)も同様に。
  5. 左右交互に3〜5回ずつ行います。

ポイント:腰が反りすぎたり、体がグラグラしないように、お腹をほんの少し引き締める意識を持つと◎。
最初はぐらついてもOK! 少しずつ安定してきますよ。

スクワット

骨盤まわりの筋肉をしっかり使うことで、経血をしっかり“ためて、出す”力を高めることができます。体の軸が整い、下半身の血流改善にも効果的です。

やり方
  1. 足を肩幅に開いて立ち、つま先はやや外側に向けます。
  2. 背筋を伸ばし、お腹に軽く力を入れて、息を吸いながらお尻を後ろに引くようにして腰を落とします(イスに座るイメージ)。
  3. 息を吐きながら、ゆっくり元に戻ります。
  4. 10回×2〜3セットを目安に、無理のない範囲で行いましょう。

ポイント:ひざがつま先より前に出すぎないように注意。
慣れてきたら、動きと呼吸を合わせることで、より全身が連動しやすくなります。

まとめ:日常に取り入れるコツ

いかがでしたか?

どれもおうちで気軽にできる動きばかりなので、まずは「なんとなく気持ちいい」と感じるものから、1日ひとつだけでも始めてみてくださいね。普段から続けていくと、身体が整いやすくなりますよ。
少しずつ身体のゆがみが整ってくると、経血トレーニングも「感覚がつかめてきた!」と感じる瞬間があるかもしれません。

“生理は我慢するもの”ではなく、“体と向き合ってラクにするもの”にしていきたいですね。
姿勢を整えることから、新しいケア、始めてみませんか?

ただいま自然療法仲間を募集中です。気になる方は、下のフォームから無料メルマガ講座にご登録ください。メールアドレスだけで登録できますよ。一緒に楽しく自然療法を実践しましょう〜!

今すぐメルマガを読んでみたい!と思われた方はこちらから

元看護大学教員が教える薬に頼らない暮らし方無料メルマガ講座

なお、iCloudのメールアドレスはメールが届かない場合がございます。Gmail・yahoo・その他Webメール等をご利用くださいますようお願いいたします。