私たちは、熱や咳、鼻水や頭痛といった症状が出ると「早く治さなきゃ」「薬で止めなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも自然療法の視点で見てみると、それらは「悪いもの」ではなく、身体が治ろうとする力のあらわれなのです。
今日は、これまで発熱や頭痛など個別に取り上げてきた記事をふまえて、症状全体をまとめて考えてみたいと思います。
1.症状は「出す」働き
- 鼻水は、余分なものを外へ流し出す働き
- 下痢は、身体に不要なものをできるだけ早く排出するためのしくみ
- 湿疹は、血液中の不要なものを皮膚から出そうとする働き
「出す」ことができるからこそ、身体は内側をきれいに保とうとしています。
2.症状は「整える」働き
- 発熱は、免疫を高め、身体を守るための体温調整
- 咳は、呼吸器にたまった不要なものを吐き出す浄化作用
- 汗は、体温を下げ、老廃物を外へ出す自然な仕組み
不快に思える症状も、実は身体がバランスを取り戻そうとしているサインです。
3.症状を抑えるとどうなる?
薬で一時的に症状を止めると、確かに楽になります。
でも、その奥で進んでいた「出す力」「調整する力」まで止まってしまうことがあります。
その結果、症状が長引いたり、別の不調として現れることもあります。
4.自然療法で大切にしたい視点
自然療法では、症状を敵とせず、「出し切れるように整える」ことを大切にします。
- しっかり休む
- 身体を温める
- 水分をとる
- 食事を軽くする
そんな基本の養生が、症状をスムーズに終わらせ、身体が元気を取り戻す助けになります。
まとめ
症状は「身体の声」であり、「治ろうとする力」のあらわれです。
怖がらずに、「今、身体はどんなことを伝えようとしているのかな」と耳を傾けてみましょう。
🌿 代表記事はこちら
- 咳:[薬を飲んでも咳が止まらない時に見直したい3つのこと|身体の声を聞く自然なケア]
- 発熱:[【保存版】子どもの発熱に役立つ自然療法まとめ|安心して見守るために]
- 頭痛:[頭痛を薬に頼らず改善する方法|血流・胃腸・飲み物で整える自然療法]
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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