「喘息の薬をやめて、ちょうど1年になりますが、発作が一度も出ませんでした。子どもの身体が本当に丈夫になったと感じています。」
昨年、個人相談を受けてくださったお母さんから、そんな嬉しいご報告をいただきました。 薬に頼らず、自然療法で子どもの喘息と向き合った1年間の実践が、子どもの力を引き出し、ご家族の暮らしを大きく変えていきました。 今回は、その体験を紹介しながら「自然療法だからこそできたこと」「続けたからこそ見えた変化」について綴ります。
目次
自然療法で喘息と向き合うという選択|「薬以外にできることを増やしたかった」
「自然療法で喘息の薬をやめられるなら、やってみたいと思ったんですよね。薬以外に、自分ができることを増やしたかったんです。」
そんな想いからスタートした自然療法。もちろん、病院に行かないと決めたわけではなく、「無理だと思ったら病院に行こう」と決めていたそうです。病院という選択肢を残したまま、家庭でできる自然なケアを少しずつ取り入れていく——そんな柔軟なスタンスが印象的でした。
初めての取り組みで感じた壁と葛藤|「申し訳なさ」と「振り返って見えた変化」
取り組み始めた最初の頃、お子さんが風邪をひいて、鼻水や軽い咳が出てきたそうです。
「大根はちみつを飲ませたり、こんにゃく湿布をしたり、お腹をマッサージしたり、いろいろやりました。」
でも、症状はなかなか良くならず、2週間近くも続きました。「苦しそうな様子に申し訳なくて……」と、その時は病院を受診し、お薬で対処したそうです。
ところが振り返ってみると、「その2週間、良くはなっていなかったけど、悪くもなっていなかった」。 それに気づいた時、自然療法をやっていた意味が少し見えたと話してくださいました。
少しずつ見えた子どもの回復力|風邪を引いている期間が短くなっていった記録
その2ヶ月後、また風邪をひいた時は、「次は2週間様子を見よう」と最初から覚悟を決めたそうです。
すると、今度は1週間ほどで症状が改善。
次の風邪では5日、さらに次は3日と、だんだん回復にかかる時間が短くなっていきました。
そして気づけば、風邪もひかなくなっていた——。
これは、薬ではなく子ども自身の自然治癒力がしっかり育ってきた証なのではないでしょうか。
そして今|薬をやめて1年、発作ゼロの子どもと家族の暮らし
あれから1年。病院の薬を使うことなく、発作が一度も出ることはなかったそうです。
「本当に、身体が丈夫になったなと思います。」
自然療法を通して、子どもの身体が持つ本来の回復力や免疫力が引き出されていました。その変化を目の当たりにしたお母さんの言葉には、深い実感と安心感が込められていました。
「自然療法はゆっくりだけど、確実に力になる」|同じように悩む方へ
「最初から完璧にやろうと思っていたわけじゃないです。うまくいかなかった時もあったし、病院に頼ったこともありました。」
それでも、少しずつ自然療法を続けていくことで、子どもの身体は確実に変わっていきました。
自然療法は、即効性はないかもしれないけれど、身体の力を信じて丁寧に付き合っていけば、ちゃんと応えてくれるものです。
同じように子どもの喘息に悩んでいるお母さんたちにとって、この体験談が「私にもできるかもしれない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
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