「自然療法でケアをしていて、もし悪化したらどうしたらいいのか?」
これは多くの方が抱く不安であり、私自身も同じように感じたことがありました。
当時は「いざとなったら病院に行こう」と心に決めていたことで、安心して自然療法に取り組めたのを覚えています。幸いそのような事態にはならず、自然療法で回復しましたが、不安になるのはとても自然なことだと思うのです。
自然療法の好転反応とは
自然療法の過程では、一時的に悪くなったように見える反応が出ることがあります。これを「好転反応」と呼びます。
東城百合子先生の『家庭でできる自然療法』には、このように書かれています。
体に必要な栄養が行き渡り、血液がきれいになると、それまで出せなかった毒素や老廃物を細胞が押し出しはじめます。これは薬では果たせなかった大革命です。悪いものが流され、新しい生まれ変わりの胎動が始まるのです。
東城百合子:家庭でできる自然療法,あなたと健康社,40-41,2023.
これは良くなるための一時的な転換期の症状であり、自然がもたらす生理現象です。調子の悪さは2〜3日、長くても1週間程度で治まります。そしてそれを何度か繰り返すうちに、身体は整っていくのです。
この視点を知っておくと、「一時的な不調=悪化」と決めつけずに、落ち着いて様子を見守ることができます。
どこまで様子をみる?安心の指標
- 2〜3日で落ち着くかどうか
- 少しずつでも身体が楽になっているか
こうした変化が見られる場合は「好転反応」と考えられます。
しかし、
- 息苦しさが強い
- 意識がぼんやりする
- 症状がどんどん悪化していく
といった「命に関わる可能性のあるサイン」があれば、自然療法にこだわらず、迷わず病院を頼ることが大切です。
まとめ
自然療法を続けるうえで「もし悪化したら?」という不安はとても自然なことです。
その中で大切なのは、
- 好転反応と悪化の違いを知ること
- 自分の中に「安心の指標」を持っておくこと
- そして「必要なときは迷わず病院に行こう」と心に決めておくこと
こうした視点を持てると、不安に縛られずに、自然療法をもっと安心して続けていけると思います。
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今回のテーマ以外にも、自然療法についての疑問をたくさんいただいています。
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自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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「自然療法でケアをしていて、ひどくなってしまったらどうしたらいいのでしょう?」