アースディ道南2024に初出店!
先日、初めて野外のイベントで出店してきました。
アースディ道南2024は、地球や自然を大事にしたいという素敵なイベントでした。
食べ物は量り売りだったり、環境や身体に優しい食材やお菓子などもありました。
他にも手作りアクセサリーや、マッサージ、アクセスバーズや音浴、石けんづくりのワークショップなどなど、どのお店も魅力的でした。
アシリ・レラさんの講演「自然との共生」
そこでのメインイベントに、アイヌ活動家アシリ・レラさんの講演「自然との共生」がありました。私の友人も、レラさんのお話を聞きたいからと、私たちの応援も兼ねて函館まで来てくれました。
アシリ・レラさんとは
アシリ・レラさん/アイヌ活動家
1946年2月、北海道沙流郡平取町生まれ。日本人名は山道康子。61年、15歳でアイヌ活動家として活動を始める。79年に「沙流川を守る会」を立ち上げ、二風谷ダム(竣工)、平取ダム(凍結中)への反対運動を行う。89年にアイヌ語学校を設立。同年8月、アイヌモシリ一万年祭を開催。今年で27回目を迎える。活動の傍ら、孤児となった子どもを引き取り、50人以上を育てあげる。現在も10人の子どもとの共同生活をしている。
https://kitaheiku-blog.com/ainu-shaman/#i-7より引用
若い時から環境問題や人権問題に向き合い、社会的弱者を守ろうとずっと活動されてきたすごい方なんですね。
同じ北海道在住ですが、こうして活動されていることに敬意を抱きます。
ヨモギの効能、自然にある薬の話
私はレラさんのことを存じ上げていなかったのですが、そのお話に引き込まれました。
お話の内容はこんな感じでした。
自分が聞けたところだけですが、自分の解釈も入っていると思うので、そこはご了承ください。
すごく自分のやっていることとリンクしている気がして、感激して、涙が出そうでした。
お礼を伝えたい!
講演の後もレラさんはその場に留まってくださり、参加者さんと交流されていました。
私もお礼を伝えたい!
自分がやっていることをお伝えしたい!
そう思って、レラさんのそばに行こうとすると、ちょうど一緒にお話を聞いていた友人が私のことを紹介してくれていたところでした。
ちょうどよかった、今、マエマコさんの話をしていたところなのよ。
ここに連れてきなさいって言われて、呼びに行こうとしていたの。
そうしたら、ちょうどマエマコさんがここにいるなんて!
たぶんいろんな奇跡が重なって、私はレラさんと直接お話しすることができました。
レラさんにお礼を伝えたくて。
私は今、自然療法を伝えようと活動をしていて、
ちょうど先日、
ヨモギやイラクサが血液を浄化してくれる話もしたのですが、
自然にあるものが私たちの薬になるっていうことを
多くの人に伝えたいと思っています。
レラさんのお話しを聞いて、その思いがさらに強くなりました。
ありがとうございます。
「そうだよ、イラクサも浄化してくれる。
ハンノキもいいよ。
頑張りなさい。
私は平取の湧水を飲んでいる。
一度出なくなってしまったのに、奇跡的に出るようになった湧水なんだよ。
水を汲みにおいで。」
私は、レラさんに出会うために、ここに来たのかもしれない。
感動で胸がいっぱいになりました。
最後に握手をさせていただいたレラさんの手はとても柔らかくて温かかったです。
その日ずっと日陰にいて、冷え切っていた私の手を触ったレラさんは
「冷たいね、ハンノキを飲みなさい。」
そう言って、送り出してくれました。
私たちは自然の中で生かされている。
そして、ちゃんと必要な出会いを用意してくれている。
そう感じた函館旅となりました。
次はハンノキを探さなくっちゃ!
自然療法を学べば学ぶほど、自分も自然の一部なんだと気付かされます。自然を大事にして、自然の恵みをみんなで分かち合う、そうやって自分も周りも大切にして生きていくことができたら、どんなに素晴らしい世界になるだろうと、また夢が膨らみました。
私もレラさんのような、自然を活用した療法に取り組んでいます。自然療法は薬に頼らず、自分に備わっている自然治癒力を最大限に高める方法です。
私が自然療法を始めたきっかけは、長男の喘息でした。薬に頼らない暮らしは実現可能だということを身をもって感じ、この自然療法の知恵をより多くの人にお伝えしたいと思っています。喘息との向き合い方、具体的な実践方法など、無料メルマガ講座でお伝えしています。興味がある方はぜひメルマガ登録をお願いします。
ヨモギには浄化力があるんだよ。
だから春にはヨモギを食べる。
誰も植えていないのに、そこに生えてくる。
それは地球が人間に必要なものを用意してくれるから。
私たちは、生かされている。
人間が良かれと思って植えた木は、上には伸びるけど根っこが張らない。
だから土砂崩れが起きてしまう。
植えていないのに勝手に生えてくる植物が大事なの。
そこに人間が使う分だけちょっといただく。
そうやって自然と共生することが大事だよ。