はじめに|ビワの葉温灸の学びと、心に残った言葉
先日、ビワの葉温灸療法の講習会に参加してきました。
お手当の実践方法やビワの葉の活用法も学びましたが、何より心に深く残ったのは、「あるものをありがたくいただく」という言葉でした。
この言葉は、今回ご指導くださった先生が、自然療法家として有名な東城百合子先生から、直接受け取られたものです。
「排除」ではなく「調和」という考え方
自然療法に取り組んでいると、「これは身体に悪い」「あれは避けたほうがいい」と、つい“排除”に意識が向いてしまうことがあります。
でも、先生が話してくださったのは、こんな内容でした。
「たとえ農薬や添加物が身体に入ってしまっても、梅干しや梅肉エキスなど、調和するものを一緒に取り入れれば、身体はちゃんと悪いものを出して、整えようとしてくれる。」
これを聞いて、私はハッとしました。
もちろん、身体に負担になるものは少ないほうがいい。
でもそれよりもまず、「感謝していただく」という心、そして「調和させる」という視点が、自然療法の根っこにあるのだと気づかされました。
ありがたくいただく、ということ
「ありがたくいただく」とは、ただ受け入れるという意味ではなく、
- 今ここにあるものを尊ぶ
- 身体に取り入れたものに感謝する
- 足りない部分は、自然の知恵で補い、整える
という、とてもやさしくて、しなやかな姿勢だと感じます。
たとえば、完全に無農薬の食材を選べない日があっても、
「今日も命をつないでくれる食べ物をありがとう」と言い、
そこに梅干しや味噌汁を添えていただく。
それが、日々のお手当であり、自然療法の原点なのだと、改めて感じました。
おわりに|心と身体の両方を整える自然療法へ
お手当は、身体だけでなく、心も整えるもの。
そして自然療法は、決して“我慢”や“完璧主義”ではなく、
「今あるものを大切にしながら、身体が整う方向へ導いていく」ものだと、今回の講習会で実感しました。
これからも、ありがたくいただきながら、私自身の暮らしとケアを丁寧に続け、さらにみなさんにもこの知恵をお伝えしていきたいと思います。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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