日々、薬に頼らない暮らし方を提案していますが、この「薬に頼らない暮らし」って実はけっこう難しいのではないかと感じています。
それくらい、薬が身近にあるんですよね。
市販の薬もドラックストアで簡単に購入できますし、病院に行けば薬の処方箋が出されて、調剤薬局で購入できる。
薬を飲めば症状は軽減します。
そのうちに体調も回復し、元通りの生活を送ることができます。
最近の看護学生さんを見ていると、
「生理痛がひどくて・・・」
と誰かがいうと、他の学生が
「ロキソニンあるよ、あげるよ」
と言って渡しています。
「普段はピルを飲んでるんだけど・・・休薬期間はつらいんだよね」
と話しています。
そんなやりとりを見ていて、20歳そこそこの学生さんたちでも、生理痛に悩んでいて、薬で対処したくなるくらい辛いんだなと感じます。
「お腹を温めたらいいよ」
「生理の時は、甘いものは控えた方がいいよ」
「水分をとって、横になった方がいいよ」
そう助言をしても
「えー、でも私、甘いもの大好きだからやめられないんですよねー」
「でも、課題が多くて、横になっている暇なんてないんですよー」
で終わってしまいます。
毎月ある生理の度に、鎮痛剤を飲んで対処する。
それ以外にも、頭痛がひどい時は、鎮痛剤を飲む。
風邪をひいたら、風邪薬を飲む。
日常生活の中に薬が身近にありすぎて、
症状に薬で対処することに慣れているので、
その原因を解決しようという考えには、なかなかなれないんだと思います。
このブログを読んでくださっている方は、薬を飲むことに対してちょっと疑問を持っていたり、抵抗がある方かな?と思っています。
例えば、生理痛の時に温めることで、鎮痛剤を飲む回数が減ったら、身体は少し楽になります。
もし発熱しても薬に頼らずに熱を下げることができたら、身体はその分スッキリします。
こんなふうに、薬との付き合い方を見直せるといいですよね。
私がお伝えしている自然療法は、薬やワクチンを使わないことを基本としていますが、その他の日常生活の注意点も含めた自然治癒力を高める暮らしを提案しています。
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薬に頼らない生活には憧れますが、今使っている薬をやめることには抵抗があります・・・やめたら症状がもっと辛くなりますよね・・・