目次
はじめに

自分に合った食べ方って、どうやって見つければいいの?
そんなご相談を受けることがあります。
情報があふれる今、自分にとって“本当に必要なもの”がわからなくなることもありますよね。
でも大丈夫。
“正解”を探すよりも大切なのは、今の自分の声を感じてあげることなんです。
薬やサプリでなんとかするよりも先に、
身体と心の小さなサインに気づいてあげることで、
“私に合った食べ方”が、自然と見えてきます。
1. 「なんとなく不調」を見逃さない
体調の不調は、はっきりとした痛みや病気だけではありません。
実は「なんとなく…」と感じる違和感の中に、たくさんのヒントが隠れています。
たとえば──
- 朝スッキリ起きられない
- 便がスッキリ出ない
- おしっこの勢いがない
- 食後に眠くなる
- 肌がかさつく、かゆい
- 手足の冷えが気になる
- 生理の血が黒ずんでいる・塊がある
- 生理痛がつらい
- 目やに・鼻水・咳・痰がよく出る
- 肩や腰の凝りが強い
- 食欲がない、または食べすぎてしまう
- 寝つきが悪い or 眠りが浅い
- イライラ・モヤモヤすることが多い
こうした症状は、身体が「ちょっと休ませて」と伝えてくれているサインかもしれません。
2. 心と身体を一緒に観察してみよう
自然療法では、心と身体のつながりを大切にしています。
どちらかだけを整えるのではなく、一緒に見つめることが、根本からの回復につながるのです。
日々の観察ポイントの例を挙げてみますね。
身体のサイン
- 睡眠の質(眠りの深さ、目覚めのスッキリ感)
- 排泄の状態(便・尿)
- 痛みやかゆみの有無
- 冷え、だるさ、重さ
- 月経の状態(色・量・痛み・周期)
- 食欲のバランス
- 凝りやむくみ
心のサイン
- 今、ストレスを感じているか
- どんな時に疲れる?
- どんな食べ物が欲しくなる?(甘いもの、パン、刺激物など)
- 感情が揺れやすい時期か?
- 自然と触れ合えているか(海、山、土など)
3. 「減らす」ことで見えてくる、本当に必要なもの
体調がすぐれないとき、何かを「足そう」としがちですが、
実はその逆、“減らすこと”が大事なこともあります。
「なんとなく不調」のときは、無理に食べずに、
少し内臓を休ませる時間をつくってみてください。
たとえば──
- お腹が空くまで待ってから食べる
- 食事の回数を1回減らしてみる
- 消化にやさしいもの(重湯、野菜スープなど)にする
- 間食や甘いものを減らしてみる
消化にはたくさんのエネルギーが使われています。
食べ過ぎは、それだけで回復を遅らせてしまうのです。
4. 「今日はどんな食べ方が心地いい?」と問いかける
毎日、決まった通りに食べる必要はありません。
“お腹が空いたら食べる”という、とてもシンプルな原点に戻ってみましょう。
そして、こんな風に問いかけてみてください。

今日はどんな食べ方が、私にとって心地よいかな?
その時の身体や心の声を聴きながら、
脳の欲求ではなく、“身体が喜ぶ”食べ方を選ぶ。
これが「私に合った食べ方」を見つける、大きな一歩になります。
おわりに 〜自分の声に寄り添うということ〜
“正しい食べ方”よりも大切なのは、
「今の私にとって、何が心地よいか」を感じること。
身体も心も、いつも小さな声で教えてくれています。
ぜひ、その声に耳を澄ませながら、
食べ方や暮らしを整えてみてくださいね。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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良かれと思ってやっていたことが、もし間違っていたらどうしよう…