お手当と治療の違いとは?ビワの葉温灸講習会で学んだ“身体を整える知恵”

はじめに|ビワの葉温灸の講習会に参加して

先日、ビワの葉温灸療法の講習会に参加してきました。
自然療法の知恵がたっぷり詰まったこの療法は、私自身も何度か経験していましたが、今回改めて「お手当と治療の違い」について教えていただき、深く心に残りました。

今回は、その学びをシェアしたいと思います。

治療は“出た症状”に対処すること

一般的な治療は、何か症状が出たときに「それをどう治すか」を考えるアプローチです。

・熱が出たら解熱剤
・咳が出たら咳止め
・痛みがあれば鎮痛剤

これは、出ている症状という「結果」に対して、外から働きかけて抑えたり、改善しようとする方法です。もちろん、緊急時にはとても大切な対応です。

お手当とは「流れを整えること」

一方で、お手当とはもっと根本的で、日々の身体の巡りに意識を向けることです。

血液、リンパ液、尿や便、そして呼吸(空気)――
これら「流れるもの」が滞りなく巡っていれば、体は自然と整います。

でも、この流れが滞ると、身体はサインを出し始めます。
それが「症状」として表れるのです。

お手当は、悪くなる前のケア

お手当は、「症状が出てから」ではなく、「まだ元気なうちに」「ちょっとした違和感のうちに」行うもの。
つまり「悪くなる前」に身体の流れを整えるケアです。

ビワの葉温灸はまさにその代表的な方法で、巡りをよくし、深いところから身体を温め、整えてくれます。
これを日常的に取り入れておくことが、健康な身体をつくるためのベースになると感じました。

そういえば私も、頭痛がひどくなってから、慌ててこんにゃく湿布をしたり、食事を整えたりしていたことがありました。症状が出てからお手当を始めても、回復までに時間がかかってつらかったと思い出しました。これも、先に述べた治療と同じような意味合いなんだと気づきました。

大事なのは、日々の過ごし方なんですね。もっと早く自分の身体の流れに目を向けていたら、違ったアプローチができたかもしれません。

最後に|自分の手で整える力を持つということ

「お手当」は、治療のように他人にゆだねるものではなく、自分の手でできること。
家庭で、日常の中で、続けられるのが魅力です。

症状が出てから焦るのではなく、日々の流れを整えておく。
その意識を持つことが、自然療法の第一歩なのだと、改めて実感しました。

ビワの葉温灸を通して、自分の身体と向き合い、巡りをよくするお手当の大切さに気づけた時間。
これからも「予防の知恵」として、日々の暮らしに活かしていきたいと思います。

あなたは最近、どんなサインを身体から受け取っていますか?
小さな不調も、お手当で整えるきっかけになるかもしれません。

自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。

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