自然農の現場で感じる自然の摂理

先日、田植えをさせていただいた自然農の農園にお邪魔してきました。

田植えで植えた苗はすくすく育ってくれていました。

今年初めて作られた田んぼは、あまり草が生えていず、草取りの必要はありませんでした。
農薬も肥料も使われていない自然そのままの田んぼには、カエルやおたまじゃくし、トンボなど様々な生き物が集まってきていました。すごいなぁ。

風の音が強いですが、鳥のさえずりも聞こえます

農薬も肥料も使わない野菜って、なかなか見かけないですが、こうやって努力してくれている農園もあると知ると、本当に応援したい気持ちでいっぱいになります。

農薬を使わないと虫くいだらけになるのでは?
肥料を使わないと野菜が育たないのでは?

私もそう思っていました。
だから、自然農の農家さんは虫がつかないようにとか、野菜が育つようにって、すごく大変な思いをされているんじゃないだろうかって思っていました。

自然農の畑で研修しているコタロハファームのたっきーさんが、不耕起栽培の畑を見せてくれました。

すごいですよね。驚きました。
普通に虫は周りにたくさんいるんですけど、虫除けの必要がないくらい元気に育っているんです。

そして、この丸く植えられているレタスたち、全部同じ日に植えられたものだそうです。
正面の1株だけ成長して花が咲いているのがわかりますか?

たっきーさんが説明してくれました。

「たぶん、この一株が弱っていたんだと思う。
 そこに虫がついて、葉っぱを食べているでしょう?
 でも虫は全部は食べていないんだよね。
 葉脈は残して食べているんだよ。
 そうすると、葉っぱを食べられても葉脈は残っているから、
 そのまま生き延びられるんだよ。

 そして、この弱ったレタスは、
 早く子孫を残さないといけないと思って、
 成長して種をつけようとしているんだと思うんだ。
 そして、他のレタスには虫がついていないんだよ。
 不思議だよね。」

農薬を使って害虫を駆除しなくとも、作物は収穫できるんだ。
そして虫も、自分達に必要な分だけ食べて、他には行かないんだ。
ちゃんと人が食べる分は残るんだ。

この畑を見せていただいて、感動しました。
これが本当の自然の営みなんだ、と感じました。
宇宙の中に、地球があって、さらにそこには自然の摂理があって、その中で私たち人間は生かされている、と感じました。

自然の中に真実があるって、私が自然療法を習った先生はよく言っていたけど、その真実を見たような気がしました。

本当のことって目には見えにくいけれど、この畑は全てを教えてくれているように感じました。

無肥料、無農薬の自然栽培のお野菜は、本当にパワーがあって、そのまま食べるだけで元気をもらえます。そんなお野菜を食べることができたら、私たちの身体は健康になって当然なんだと思いました。

薬に頼らず、健康になる人を増やしたい私の思いと、農薬や肥料を使わずに、元気な野菜を作ってくださる自然農の農家さんの思いって同じだなぁと、改めて豊かな気持ちになった1日でした。

買い物は投票だというけれど、自然農で頑張っている農家さんをもっと応援できる自分になりたいなぁと思いました。

そうやって、自然農のお野菜を食べて元気になる人が増えたらいいですよね。

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