真夏の食べ方のポイントは、梅干しや酢の物、塩分補給を意識して、食べ過ぎないこと

暑い日が続いていますね。
連日の猛暑、本当に日々うだるような暑さですよね。
食欲がなくなるのも当然です。

今日は、真夏の食べ方をご紹介します。
参考にしたのはこちらの本です。

真夏の食べ方のポイント:食べ過ぎないこと

まず、暑いというだけで、胃腸の機能は弱っています。
そこにさらに食べ物が入ってくると、胃腸には負担になります。
冷たい食べ物が入ってくると、血管が縮こまります。
そうすると、さらに消化に時間がかかってしまいます。
ですので、食べ過ぎないということが大事になってきます。

暑いからと言って、冷たいものや水分をとりすぎると、胃腸の機能はさらに低下します。そして水分がたくさん入ってくることで、血液が薄くなってしまいます。
身体の隅々の細胞まで届けられる酸素と栄養が、届きにくくなりますので、食欲不振になったり、身体のだるさが出てきます。

夏の作物は身体を冷やしやすい性質があり、さらにクーラーの普及で、身体は冷えやすい状況にあります。クーラーは表面だけでなく、内臓までも冷やしてしまうのです。

汗をかくことで、水分だけでなくミネラルもどんどん失われます。ミネラルは細胞が働くために必要な酵素を作るために使われます。ミネラルが不足すると、細胞の働きも悪くなってしまいます。

お水を飲むときは、自然塩をひとつまみ加えるようにすると、失われやすいミネラルも補給できます。

梅干しを毎日食べよう

梅干しって本当にすごいんです。
梅の実には、クエン酸が多く、アミグダリンというガンに良いと騒がれるビタミンB17を多く持っています。

毒消しや殺菌力が強く、細胞に活力を与え、カルシウムの吸収を助け、腸内細菌を育てます。
食中毒の予防にも梅干しはとっても効果的です。

血液浄化をして、疲労回復をする大事な働きをしてくれます。

自然塩の梅干しが最高で、古いものほど薬効は大きいので、ぜひ手作りの梅干しを作って保存してもらいたいです。

夏野菜の特徴:カリウムと水分が多い

ナスやトマト、きゅうりなどの夏野菜は水分が多く含まれていて、身体を冷やしてくれます。さらにカリウム(ミネラルの一種)が多く含まれており、このカリウムが体内のナトリウムを体の外に出してくれるんです。

水をガブガブ飲むよりも、夏野菜を摂る方が、ビタミンやミネラルと補給できるので、お勧めです。

夏のおすすめメニュー

結局、どんなものを食べたらいいの?ということですが、上記の本では「陰陽」についても説明があり、下記のようなメニューを進めていました。

  • 朝:麦ご飯とぬか漬け
  • 昼:ごまだれそうめん
  • 夕:夏野菜の炒め物、なすの田楽、トマトソースの煮込み、湯豆腐、きゅうりと魚介や海藻の酢の物など(陰の食べ物を、火を用いて陽性にすることで陰陽のバランスをとる)

冷えやすい夏野菜ですが、火を通すことで、より中庸に近づけるのだと思います。
なるほど、という感じです。

動物性食品を食べたいときの工夫

動物性食品を食べるときは、酢の物にすることや大根おろしを添えるなど、消化をよくする工夫がおすすめです。

ハンバーグに大根おろしと青紫蘇を添えていたり、タコとわかめの酢の物とか、実はすごく理にかなっているんだな〜と納得しました。

私としては、夏は「焼肉とビール!」という印象があります(笑)が、実はすごく身体に負担をかけます。
楽しんで食べることが何より大事なのですが、上記の工夫をしながら、この夏の猛暑の時期を楽しみながら乗り切っていきたいなと思います。

よかったら参考にしてください。

季節に合わせた食べ方を知ることで、身体がより楽に過ごすことができるようになります。毎年、この時期になると体調を崩すんだよね、と悩まれている方はぜひお試しください。そのほかにも日々の健康を維持するためのヒントを無料メルマガでもお伝えしています。興味がありましたら、ぜひご登録お願いします。

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