タンパク質はとらなくてもいいの?

タンパク質は必要?

自然療法や玄米菜食と聞くと、多くの人から「タンパク質はとらなくていいんですか?」と質問されます。

動物性タンパク質をとらないと、私たちの体は作られないのでしょうか?
それでは、なぜ牛や馬などの草食動物は、あんなに大きな体をしているのでしょう?

不思議に思いませんか?

ちょうど読んでいる本に、ヒントがありました。

参考にしたのは、この本です。

動物性蛋白質を意図的に大量に与えた場合には、排泄物の中に窒素が出てこない。反対に肉類を抜いて、炭水化物中心の食事をすると、排泄物の中にどんどん窒素が出てくる。
(〜中略〜)

私たちの身体の中では炭素が窒素になる。つまり、私たちが食べた炭水化物が蛋白に変わるのです。(〜中略〜)炭水化物をいれなくては蛋白質はできないのです。

では、蛋白を食べた場合にはどうなるのか。蛋白は身体の中で炭水化物に逆戻りするんです。従って、(〜中略〜)蛋白質が炭水化物・炭素に変わって、ここで初めて自分のための蛋白が造りだされる。体蛋白というのは全て自家製なんです。他の動物の蛋白を持ってきて、自分の身体の蛋白をつくるなんてことができるわけがない。自分の身体のための蛋白は全て自分で造っている。だから肉を食べた場合には、つまり他者蛋白ですから必ず一旦炭水化物に戻して、そして自分の身体のための自家製蛋白を造ります。

森下敬一:最強の自然医学健康法ーこうすれば病気は治る,共栄書房,2019.

炭水化物がタンパク質に変わる

驚きますよね。
私もまだ深くは理解できていないのですが、炭水化物からタンパク質を作り出せるのであれば、私たちは炭水化物をとることで、身体の細胞を作り出すことができるということだと思います。

炭水化物でいいの?って思いますよね。

炭水化物は、雑穀類、いも・でんぷん類、砂糖などの甘味料類・果物類に多く含まれています。
砂糖や果物は摂りすぎると身体を冷やしたり、血液を汚してしまうので、あまりお勧めできません。

ここでも玄米を食べることで、タンパク質を取らなくてはいけないと思わなくても大丈夫ということがわかりましたね。私は玄米が好きなので、すぐ玄米に持って行こうとしています(笑)。

食べ過ぎることで血液が汚れる

肉などの動物性タンパク質は、腸の中で腐敗しやすく、腸を傷つけてしまい炎症を起こし身体に負担をかけてしまいます。

動物性タンパク質は、分解・消化される過程で、アンモニアを発生するのですが、これは身体にとっては有害なので、肝臓で解毒してもらわなければなりません。ここで肝臓に負担をかけてしまいます。

血液をキレイにするためには、腸・肝臓・腎臓という臓器がそれぞれ働くことがとっても大事になります。負担をかけてばかりだと、血液はきれいになる暇がありません。

まとめ

動物性タンパク質をとらなくても、玄米などの炭水化物をとることで、体内でタンパク質を作ることができることがわかりました。

キレイな血液をつくるためにも腸と肝臓と腎臓に負担をかけないことが大切です。

玄米はデトックス効果も高いので、より血液をキレイにする力が高まります。

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