前回の花粉症のオンライン講座の中で、食生活や鎮痛剤についてご質問をいただきました。
親として私にできることってなんだろう?
14歳って、ちょうど思春期で、なかなか親の言うことを素直に聞けないお年頃ですよね。
自分のやりたいことも好きなこともはっきりしてきて、自己主張もできるようになりますから、親の助言もちょっとうるさく感じてしまうかもしれませんね。
私の娘に聞いてみました
そういえば、私の娘が「今月は生理痛が重かったー」って話していたなと思って、ちょっとインタビューをさせてもらいました。
娘は現在17歳。
マエマコが自然療法に取り組んで10年になりますので、だいたい同じ食事をしてきています。
今回、生理痛が重かったって話していたでしょう?
なにか思い当たるところってある?
えーっと、お肉と砂糖をたくさんとると痛みが強くなるんだよね。
普段は痛くないの?
普段が痛みがなさすぎるの。
痛みが全然なくて、ぎゅーって締め付けられる感じもない。
血液がいっぱい出るのはいやだけど、それでもお出かけとか普通に行けるから。
今回、そんなにいろいろ食べていたかな?
抹茶のお菓子を研究しようと思って、市販のお菓子をけっこう食べたり、抹茶のドーナツを食べたりしてた。
ドーナツがすごく甘かったよね。
それは生理がくる直前に食べたから、生理痛が重くなったっていう感じ?
直前じゃなくても、前回の生理が終わってから、次の生理が始まるまでの間でお肉が多かったり砂糖が多かったりすると、とんでもないくらいひどくなる。
普段、全然生理痛がないと言っているのに驚きました。
それなりにちょっとは痛いのかな?って思っていたんです(勝手に)。
娘の体感としては、生理の前だけでなく普段の食生活(肉や砂糖)が、生理痛と大きく関連しているという印象でした。
乳製品や小麦に関しては、「考えたことないから関係があるかどうかわからない」という回答でした。
我が家の普段の食生活
玄米や分付き米を主食にして、野菜のおかずが基本で、肉や魚は少なめにしています。
卵や乳製品はほとんど買いません。
豚汁や回鍋肉の時は、お肉を少し使います。
パンはたまに食べますが、毎日は食べません。
スナック菓子はたまーに食べるくらいです。
おやつは、お煎餅やおにぎりや焼き芋。
米粉でつくるオートミールクッキーや米粉蒸しパンなど、簡単に作れるレシピで作ります。
こんな食生活も本当に少しずつ取り組んできました。
最近は楽にできるようになりましたが、特に「つぶつぶ料理教室」で野菜の料理を習ったことで、野菜だけのおかずでも満足できるようになったんです。
娘の対処法
娘が普段、生理痛がつらい時にどんな対処法をとっているのかを聞いてみました。
生理痛がひどいときは、どう対処しているの?
ひたすら寝る。動かない。
水を飲む。
こんにゃく湿布したときもあったね。
あと、布ナプキンを使っているよね。
布ナプキンは嫌だなぁって思ったりしない?
布ナプキンが当たり前だから、紙ナプキンにしたらツルツルしていてそっちの方が嫌だなぁと思って。
そもそも我が家には薬を飲むという対処法がないので、つらい時には「寝る」「温める」「水分をとる」「こんにゃく湿布」などの対処をしていますが、こんにゃく湿布はマエマコがいる時にしかしないので、普段は寝ることで対処しているんだなぁとわかりました。
普段から、生理の時は布ナプキンを使っているのもあって、生理痛を感じにくいのだと思います。
布ナプキンの良さ
血液で汚れると、洗うのが大変そうと思われると思いますが、汚れてすぐ洗えば、すぐに水で流れるので割と簡単に洗えます。すぐに洗えない時は、アルカリウォッシュなどの経血用洗剤でつけおき洗いで予洗いして、洗濯ネットにいれて洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うこともできます。
何より布ナプキンを使うと、自分の血液と直接向き合うことができます。
血液の色、量、においなどから、自分の健康状態がわかります。
以前、娘に作ってあげた布ナプキンがだいぶ傷んできたので、重い腰をあげて久々に作りました。ちょっとはじっこ雑ですが、ご愛嬌ということで。
できたよーと渡したら、早速喜んで使ってくれました。
こうやって喜んでもらえるから、また作ってあげたいなって思いますよね。
鎮痛剤をすすめない理由
鎮痛剤を勧めない理由はたくさんあります。
まず肝臓や腎臓に負担をかけます。
鎮痛剤は、痛みを抑えますが、痛くなっている原因を解決していません。
痛くなっている原因を解決しない限り、痛みは続きます。
痛みは血液の流れが悪くなっているお知らせです。
血液が汚れたり、冷えで血管が狭くなっていたりすると、血液の流れが悪くなります。
生理痛も同じことが言えるんです。
血液がキレイになれば痛みはなくなるので、
鎮痛剤を飲む必要はなくなります。
ですが、鎮痛剤を飲んでいる限り、血液はキレイになりません。
情報を提供することはできると思います
生理痛は薬以外の対処ができます。
薬以外で対処できるようにするには、日頃の食生活がとても大切です。
「食事を気を付けてたら、生理痛は楽になるんだって」ってマエマコさんが話してたよって言ってあげてください。誰だよそれ、って言われてもいいので、このブログを読ませてあげてください。
思春期で自分で考える力がついてきているなら、毎月の生理痛の様子を観察できるといいと思います。前回と今回を比較して、鎮痛剤に頼る回数が1回でも減らせたら、それはどうしてできたのかを考えられるといいですね。
だんだん、生活と生理痛の関連がわかると、親が言わなくても自分で気をつけることができるようになります。
鎮痛剤がなくても、血液がキレイだったら、生活がとっても楽になるんです。
ただ、血液がキレイになるには4ヶ月はかかります。
ストレスがかかりすぎると血液は逆に汚れてしまうので、楽しみながら改善していけるといいですね。
いかがでしたか?娘の体験談から、食事に気をつけていれば生理痛はほとんどないということができると思います。薬で対処しなければいけないほどのひどい痛みは、血液をキレイにしてほしいという身体の声だと思います。生理が始まる前後に、生理痛の予防や対処法に関する知識があったら、もっと多くの女の子が薬に頼らずに楽に過ごせるようになると思うんです。
1人でも多くの女の子に届きますように。
看護師だった私も、生理痛の時は鎮痛剤をたくさん使ってきました。そんな私も自然療法に取り組んだら、生理の時も痛みなく過ごせるようになりました。私が自然療法に取り組んだきっかけは息子の喘息でしたが、その喘息の薬をやめてどのように取り組んできたのかを無料メルマガ講座でお伝えしています。興味がありましたら、ぜひご登録ください。
小さい子だったら、まだ食事をコントロールしたりできるじゃないですか。
でも、うちの子は14歳なので、好きなものは好きで食べるし、牛乳も結構飲むし、パンも好きだしってなると、私にコントロールできることがあんまりないんじゃないかなって思ってしまう。
生理痛もひどいけど、もともと海外にいた時は、痛みは極力取り除くことが基本だったから、簡単に鎮痛剤を与えていたし、今でも「そんなにつらいなら薬をのめば」と言ってしまう。
私ができることって何だろう?