子どもが急に熱を出したら、慌てますよね。そして、子どものうちは本当によく熱を出します。
熱が出る原因はいろいろありますが、ウイルスに感染した場合は38度以上の熱が必要になります。熱を出すことで、ウイルスを撃退しているのです。
高い熱の場合、解熱剤を使って一時的に熱を下げても、また高い熱が出ます。
これを繰り返すと身体はかなり辛いので、私は解熱剤の使用はあまりお勧めしません。
薬は対症療法ですから、あくまでもその時の辛さを和らげてくれる一時的なもの、という認識です。
脱水にならないように水分をこまめにとって、熱をしっかり出し切ってあげると、くさーい💩が出て、そのあとに熱が下がります。
熱が出ていても、機嫌良く過ごしていれば、心配いりません。
機嫌が悪い、水も飲まない、となると脱水の危険性も出てくるので、早めの受診をお勧めします。
私の場合は、自然療法の先生に教わったことをまずやってみる。それでもダメなら病院に頼ろうと思ってやっていました。そうしたら、病院に行く前に改善されることが多くなり、病院に行かずに自宅で療養できるようになりました。
というわけで、我が家の発熱時の対処法は、こんな感じです。
①寝る
眠たい時に寝る!脳をしっかり休ませてあげます。寝ながらテレビやスマホを見たくなるかもしれませんが、目を閉じたほうがいいです。
②温める
熱をしっかり出し切るために温めます。首にタオルを巻いて、お布団に入ります。
手足が冷えていると高熱が出やすいので、触って確かめてください。
冷えていたら、モミモミしてあげて、血流が良くなってあたたかくなります。
高熱(41度以上)で脳炎が心配な時は、冷えピタをおでこにはります。
③胃腸を休ませる
食べ物の消化に使うエネルギー消費を減らして、回復の方にエネルギーを使います。
食べたいと思えたら、お粥を少し食べるくらいにします。
お肉や乳製品など、消化に時間がかかるものは回復してからにしましょう。
④水分をこまめにとる+玄米の上澄みを飲む
水分をこまめにとったうえで、玄米の上澄みを飲みます。
玄米にはデトックス効果もあります。
胃腸を休ませながら、必要な栄養を取りたい時に、玄米の上澄みはとってもオススメです。
玄米の上澄みの作り方は簡単。玄米で水分の多いお粥を作ってその上澄みだけを飲みます。
もちろん、お粥を食べてもいいのですが、胃腸を休めたい時は固形物は避けた方がいいです。
⑤お腹をマッサージする
熱が出ている時は、便秘になりやすいです。
お腹がかたくなっていることが多いので、柔らかくなるように優しくマッサージします。
おしっこしたい感じがなくても、2〜3時間おきにトイレに行きましょう。
熱をしっかり出し切って、いいうんち💩が出たら熱は下がります。
この仕組みがわかると、熱を出しても怖くないです。