「自然療法って何だろう?」とよく聞かれることがあります。
薬を使わない、というイメージを持たれる方も多いのですが、実はもっと大切なのは「自然治癒力を高める」という考え方です。
自然治癒力とは、私たちの身体が本来持っている「自分で元気に戻ろうとする力」のこと。
自然療法では、この力を引き出すために、まず血液をきれいにすることが大切だと考えます。
血液が汚れるとどうなる?
血液は全身に酸素や栄養を届けるだけでなく、老廃物も運んでくれる大切な役割があります。
もし血液に老廃物や不要なものがたくさん溜まってしまうと、身体はそれを外に出そうとして「症状」を出します。
たとえば、
- 風邪で高い熱が出るのは、老廃物を燃やして体をきれいにするサイン
- 下痢は、いらないものを一気に外に出そうとする反応
- 湿疹は、皮膚から不要なものを追い出そうとする働き
症状は「悪いもの」ではなく、身体が元気になろうとしている合図なのです。
血液をきれいにする3つの臓器
血液をきれいに保つために欠かせないのが、腸・肝臓・腎臓の3つの臓器です。
腸の役割
腸は「入り口と出口の要」です。
食べ物から必要な栄養を吸収し、不要なものは便として外に出してくれます。
腸が元気に働くことで、血液に余分なものが回らず、体の中がすっきり整います。
肝臓の役割
肝臓は「解毒の工場」です。
血液に入ってきたアルコールや食品添加物、薬などの有害なものを解毒し、私たちが使えるエネルギーに変えてくれます。
働き者の肝臓がしっかり機能することで、血液はクリーンに保たれます。
腎臓の役割
腎臓は「血液のフィルター」です。
絶えず血液を濾過して、余分な水分や老廃物を尿として外に出しています。
腎臓がしっかり働いていると、体の水分バランスも整い、むくみやだるさも軽減されます。
自然療法の考え方と暮らしの実践
このように、腸・肝臓・腎臓が協力することで、血液はきれいに流れ、自然治癒力が働きやすくなります。
東城百合子先生も、結核の療養中に玄米スープや古梅干し、薬草を取り入れ、こんにゃく湿布や足浴で体を温め、感謝の心を持ちながら暮らすことで、少しずつ元気を取り戻されました。
私自身も、息子の喘息を通してこのことを実感しました。
症状を「敵」と思うのではなく、「身体からのサイン」と受け止めると、見える景色が変わります。
手作りのご飯を囲んで「美味しいね」と言える日常が、自然療法の実践そのものだったと気づきました。
まとめ
難しいことをしなくても大丈夫です。
自然からいただいた食べ物をシンプルにいただき、腸・肝・腎が働きやすい環境を整えてあげる。
それだけで、身体は本来の力を発揮してくれます。
症状に振り回されるのではなく、身体の声として受け止めてあげると、きっと心も軽くなりますよ。
自然療法を始めると、薬に頼らず身体の力を引き出す選択肢が増えます。
何より、「気持ちいい!」と感じながら体調が整っていくのが魅力です。
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