大人だと、身体の60%が水分です。赤ちゃんは80%、子供は70%と言われています。
1日に1.5リットルから2リットルくらい飲むことが勧められますが、そんなに飲めないよーと言われることが多いです。
また高齢者の方ですと、夜間トイレに起きたくないから、という理由で水分摂取を控えてしまう方もいます。
水分が足りないと、身体にはさまざまな影響が出てきます。脱水、熱中症、血液が少なくなるので血管が細くなり、血液がドロドロになってしまうので、脳梗塞や心筋梗塞にもなりやすいです。頭痛や便秘なども水分が足りないと起きやすくなります。
水分は一気に飲むよりもこまめに飲む方が吸収されやすいです。
例えば・・・
朝起きた時に、コップ1杯(200ml)
朝食時に、コップ1杯(200ml)
昼食時に、コップ1杯(200ml)
夕食時に、コップ1杯(200ml)
寝る前に、コップ1杯(200ml)
これだけで1リットルは飲めるんです。
これに追加して、運動前にコップ1杯、お風呂に入る前と上がった後にコップ1杯を追加すると、1.6リットルは飲むことが可能です。
まずは1リットルを目標に飲むことをおすすめします。
これから夏に向けて、身体は汗をかきやすくなります。
熱中症予防のためにも、水分をしっかり摂って、汗をかけるようにしておくことが大切です。
水分として摂取するものは、水やカフェインの含まれていないお茶をおすすめします。
ここで気を付けていただきたいのが、ビールなどのアルコールや、カフェインの含まれている飲み物は、利尿作用があるということです。身体に必要な水分を再吸収せずに、おしっことして出してしまうので、身体の水分が不足しやすくなります。そのため、飲みすぎないように注意してください。