前回の記事に、またまた感想をいただきました。いつもありがとうございます。
気になりますよね。
プロテインの原料と製造方法
プロテインといえば、タンパク質を手軽に摂れる健康食品です。
その原料によって、ホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ソイプロテインなどがあります。
ホエイプロテインは、乳清(ホエイ)から抽出されたタンパク質で、身体への吸収スピードが早いのが特徴です。
カゼインプロテインは、乳固形分が原料で、酸で凝固する性質を活用してタンパク質を取り出しています。消化吸収がゆっくりです。
ソイプロテインは、大豆から大豆油を絞った残り(大豆粕)からタンパク質を抽出したものです。カゼインほどではありませんが、消化吸収がゆっくりです。
それぞれ、違いはありますが、原料からタンパク質を抽出して作られています。
抽出物はおすすめしません
自然療法では、「食べ物全体の命をいただく」という一物全体(いちぶつぜんたい)の食べ方をおすすめしています。食べ物全体を食べるということです。全ての生き物は全体をもってバランスを取っています。白米より玄米、野菜は皮ごと食べる、魚は頭から尾まで全体を食べられるもの・・・と考えると、タンパク質だけをとることは、全体ではなく、一部だけをとろうとすることでエネルギーの調和を乱してしまいます。(「一物全体」については、マクロビオティックとは?を参照してください)
そういう意味で、抽出物で作られたものはおすすめしていません。
プロテインよりも玄米の上澄みをおすすめする理由
プロテインが飲めないなら、どうしたらいいんだろう?と悩まれると思うのですが、もしファスティングをしたいのであれば、「玄米の上澄み」がおすすめです。玄米の上澄みは、玄米をお粥にした上澄み液のことなのですが、飲んでみると満足感があるんです。少し温かい方が飲みやすいので、保温できる水筒に入れて、こまめに飲むことで、空腹感が辛く感じずにファスティングをすることができます。
玄米には、タンパク質も含まれていますが、それ以外にもたくさんのビタミン・ミネラルが含まれています。さらに、デトックス効果もあるので、血液がどんどんきれいになっていきます。玄米の上澄みの作り方はとっても簡単ですので、ぜひたくさん作って飲んでいただきたいです。こちらの記事もぜひご覧ください。
玄米の上澄みの作り方
1.玄米を炊いたものを用意する(玄米そのものでも大丈夫です)
2.お水を多めに入れ、自然塩をひとつまみ入れる
3.強火にかけて、沸騰したら弱火にしてコトコト煮る(30分くらいが目安)
4.水が足りなくなってきたら追加して、上澄みができるような水加減にする
5.上澄み液が白くなってきたら、完成!
まとめ
玄米の上澄みは、体調不良の時ばかりではなく、ファスティングにもおすすめです。
毎日飲むことで、さらにデトックスしやすい身体に変わっていきます。
ぜひお試しください。
某メーカーのプロテインを飲んでいます!植物性の無添加のソイプロテインですが、タンパク質を取るために毎朝昼飲んで16時間ファスティングをしています!プロテインって実際どうなんだろう?