新型コロナウイルスが5類感染症の扱いになって、マスクは個人の判断に委ねられるようになりました。気温も高くなってきて、マスクを外している人も少しずつ増えてきたような気がします。ですが、まだまだ大半はマスクをしている人。お店に行くと、そこで働いている人はマスクをつけていて、なかなか素顔にお目にかかれません。
私は、職場である大学内でもマスクを外すようになりました。大学の方針としても、マスクの着用は任意となり、有症状の時はマスクをつけることが推奨され、義務ではなくなりました。マスクをつけていると、息苦しくて、頭も働きません。マスクを外している先生も少数派ですが、いることもあって、もう堂々とマスクなしで生活して、随分と楽になりました。
でも病院実習の際は、そうはいきません。やはり、免疫力が低下している患者さんが多いため、感染対策を求められます。食事介助や口腔ケアといった飛沫に接触するリスクのあるケアの場面では、マスクの着用に加えゴーグルの着用も求められます。ですので、病院にいる間は、病院の方針にしたがって、マスクを着用します。
今は病院実習の期間ですが、私は病院にいる間だけマスクを着用します。病院外ではマスクを外します。大学内での会議の時に、私だけマスクなしで、ちょっと気まずいなぁと思ってしまいました。でも・・・本当にそのマスクって必要ですか?
全国有志医師の会では、マスクについて下のようなポスターを作って、できるだけ多くの人にマスクを外していこうと促しています。こちらからダウンロードできます。
このポスターにも書いてある通り、マスク着用には感染を予防する効果は期待できないのです。そして、マスクは雑菌の温床になっているんです。マスクをつけていることで、口呼吸となり、酸素濃度は低下し、全身への酸素供給が妨げられてしまいます。
医療現場では、免疫力の低い患者さんがいるから、という理由でマスクを外すことはまだまだ難しいのかもしれません。でも屋外にいる時や、健康な人からマスクを外して、のびのびと生活できるようになってほしいと願うばかりです。