血糖値というのは、血液の中にあるブドウ糖の量の多さです。
糖尿病やステロイド治療などの副作用で、この血糖値が高い状態が続くと、感染しやすい状態になります。
「感染しやすいから、注意してね」
とは言いますが、血液の中はどうなっているのでしょう?
図で示してみました。
「免疫力が下がると感染しやすい」という言葉を聞いたことがあると思います。
この免疫に大きく関わっているのが、白血球です。
図では大きめの楕円形で示しています。
この白血球が血管の中にいて、全身を巡りながらパトロールしています。
細菌や異物が身体の中に入ってくると反応して、血液の中をくぐり抜けて、すぐにその場に駆けつける働きがあります。
ですが、下の血管のように、血液中にブドウ糖が多いと、渋滞している状態で、白血球がなかなか駆けつけることができません。
すると、細菌や異物の侵入を許してしまい、その結果、感染しやすくなる、ということです。
血糖値は食後に上がりますが、インスリンという血糖値を下げるホルモンが出ると、徐々に下がっていきます。
ですが、このインスリンの出る量が減ってしまったり、食べる量が多かったり、間食の回数が多いと、血糖値が下がる暇がないので、ずっと血糖値が高い状態が続いてしまいます。
白血球が動きやすい状態にしてあげると、免疫が高い状態も維持できます。
空腹時間をしっかり作ること
食べすぎないように腹八分目にすること
これも免疫力を高めることにつながります。
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