梅雨の時期の過ごし方

北海道は梅雨はないけど、蝦夷梅雨(えぞつゆ)はある

なんだかジメジメして息苦しい、そんな季節ですよね。

私が住んでいる北海道は基本的には梅雨はありませんが、
6月は雨の日が多い体感があります。
蝦夷梅雨(えぞつゆ)とも呼ぶそうです。

気持ちまでちょっとどんよりしそうな感じです。

梅雨が明けると一気に夏になりますが、
その暑さに耐えられるよう
今のうちに
身体を整えておけるといいですよね。

梅雨の時期の食べ方

そんな梅雨の時期の食べ方について、書籍から引用して説明したいと思います。
今日はここから引用します。

梅雨が春から夏にかけての季節の変わり目なら、からだの生理もまさに、かわりゆく真っ最中。
何かと体調を崩しやすいので、穀物中心の食事を心がけ、
身体を中庸に保つことが一番です。

(中略)
梅雨時には旬の野菜や根菜類が少ないので、
ビタミン・ミネラルが豊富な乾物や海藻類に活躍してもらうのです。

中でも乾物にはお日様の陽エネルギーがいっぱいで、
梅雨という陰の季節を乗り切るためにぴったりの食べ物です。

切り干し大根や車麩、高野豆腐にごま、豆などがおすすめです。
特に豆や豆腐の加工食品には良質のタンパク質が豊富ですから、これも陽性の補給になります。

春先に野草などの強アルカリで体内の陽性を抜いていますので、ここで陰陽のバランスをきちっと立て直しておかないと、暑い夏に対抗する元気が生まれてきません。

(中略)
梅雨は意外に寒暖の差が激しい季節です。
蒸し蒸しするぶん汗もかきやすく、
その汗が蒸発する前に、からだを冷やしてしまう原因にもなります。
体温調節や発汗作用がうまく働きませんので、かぜをひいたりおなかをこわしたりする人も多いのではないでしょうか。

そんなとき、ぜひ食べて欲しいのが梅干しです。
豊富に含まれるクエン酸などの有機酸が代謝を促し、
おなかの調子をととのえてくれるほか、
梅干しの塩分が陽性に働き、
からだをシャキッと引き締めてくれる効果もあります。

梅干しにはまた、強力な殺菌パワーがありますので、食中毒の起こりやすい梅雨には強力な味方になってくれます。
梅肉を混ぜたあっさり梅ご飯や野菜の梅あえ、梅サラダにいわしやごぼうの梅煮など、梅干しや梅酢を加えた料理で、食欲増進、気力回復、おなかの予防をはかりましょう。

なお、梅雨の終わり頃からたくさん出まわる夏野菜ですが、梅雨が完全にあけきるまでは、必ず火を通して食べること。油断するとおなかをこわす原因になります。

大森一慧:からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て,ソレイユ出版,2000.

いかがでしたか?

基本的には
穀物菜食を中心に、
乾物で太陽のパワーを取り入れ、
梅干しで体調不良を予防する。
夏野菜は梅雨明けまでは、必ず火を通して食べる。

そんな食事ができると
体調を整えながら夏に向かう準備ができそうです。

私も夏になると体調を崩しやすくなるので、
意識して乾物と梅干しを取り入れてみようと思いました。

季節に合わせた食べ方がわかると、体調を崩しにくくなります。また体調を崩しても、その期間を大事なデトックス期間ととらえて、養生することができます。そんな暮らし方のコツを無料メルマガ講座でお届けしています。気になる方はぜひご登録ください。

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